039 我が夢の街ぶらり旅 ウィーン

なにわのヨッサン とっておきの【音楽交遊録】・・・・吉川智明(039)

あけましておめでとうございます。ハッピー・ニューイヤーでございます。
ニューイヤー…と聞いて、あなたは何を思い描きますか?
ヨッサンは勿論“ウィーンフィルのニューイヤーコンサート”。全世界46カ国にTV中継され、何百万人の人々が幸せ気分に包まれます。
それにしても、コンサート会場のウィーン楽友協会大ホールは、“黄金のホール”と言われるだけあって、目もくらむほどの絢爛豪華な装飾…だけでなく音響効果が抜群で数々の名レコーディングが残されています。いや~ホンマに、この素晴らしいホールに行ってみたいのがヨッサンの夢に一つやねんけど、ほんの少し、このホールの素晴らしさをお仕事で体感したことがあるんです。

ウィーンをぶらりぶらりと振り子のように歩いてみると、あそこにも、こっちにもあるゾ~と実感してしまう〇〇像の多いこと。ベートーヴェンやモーツァルト、ヨハン・シュトラウス…。それに音楽会館にもぶつかるのでごザール!その名はモーツァルト・ザール、ベートーヴェン・ザール、ブラームス・ザール、そして“黄金のホール=ムジクフェライン・ザール”ザール…すなわちホールの意味なんだそうな。
そんなウィーンで、プロ・アマ問わず、1度はそのステージに立って音楽を奏でたい、歌いたい、ウィーンが世界に誇る“ムジクフェライン・ザール”で“第九”を歌おう!のツアー参加の募集を全国のFM局(FM大阪の事務局はヨッサン)で募ったところ、蜜を求める蜂のように参加者が集まった!!?
そして現地時間、1990年12月1日午後7時30分から、ピンカス・スタインバーグ指揮、オーストリア放送交響楽団の演奏とともに高らかに歌い上げる日本人アマチュア合同合唱団の歓喜の歌声が衛星生中継で日本に届けられたのです。“全ての人々は兄弟となる”合唱団員の真剣な眼差しが手に取るように黄金のホールに響き渡っていきました…感動的。

我が夢の街ウィーン…。
昔、こんな歌がありましたっけ…“酒はうまいし、ネエちゃんは綺麗だ!ワッ、ワッ、ワッ”酒あり、女性あり、そして唄ありと、この3拍子が揃えば、人生最高の喜びや‼これは、いずこのお国でも一緒でしょうネ。
ヨハン・シュトラウスも書きました。ワルツ「酒・女・歌」いや~実感しましたよ!ホンマ…ウィーンは3拍子の街です。そこでヨッサンは酒、それも“ワイン”をしこたま飲んで来るワインとばかりに、ウィーン郊外のホイリゲ(居酒屋)へと出かけました。
ホイリゲとは、もともとぶどう畑に出来た居酒屋のことで、ウィーン独特。寝かさない新しいワインと食べ物、それにシュランメル音楽が生演奏で聴かせてくれるお店のこと。ワインに食べ物(自家製ハム、ソーセージ、ウィーン近郊で取れた野菜…)と音楽、それにかわいこちゃんがいれば4拍子楽しめる!??
ウィーンの都心から北東へタクシーで約15分。ベートーヴェンゆかりの地として知られるハイリゲンシュタットの近く、グリンツィングというワインのメッカには、聞くと100軒以上のホイリゲが…。

木々の緑が豊かな天井から「オーストリアの村つばめ」(ヨーゼフ・シュトラウス)が、いや、雀だったっけ、歓迎のコーラスを奏でています。その下で、何とジョッキーに入った新酒のワインで乾杯‼シュランメル兄弟が作り出したウィーンの大衆音楽が陽気な気分に拍車をかける…
時を忘れ、妻も子も忘れ、財布のひもも、(その当時)会社のことも忘れ、〇〇も忘れ…ヨッサンの遠歩曲(えんぶきょく=ワルツ)は奏でられていくのでした…。いつかこの続きを。本年もよろしくお願いいたしまする!(よしかわ・ともあき FM大阪くらこれ企画プロデューサー)
なにわのヨッサン交遊録音楽とっておき吉川智明39 我が夢の街ぶらり旅 ウィーン

039wien

ホイリゲ(居酒屋)ウィーンが世界に誇る「ムジクフェライン・ザール」で「第九」の歌声を響かせた日本人合唱団(1990年12月)

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