062 鍋つつきながら話が弾んで オーボエ奏者 宮本文昭①

パソコンで、今回の主役を検索しようと“宮本”と打ったら目に飛び込んできたのが“宮本武蔵”(流石ヒット数が約169万、言わずと知れた剣豪。何んで“蔵”が“さし”と読めるんやろ!??)次が宮本笑里(ヴァイオリン奏者、日本TV“ニュースゼロ”のカルチャーキャスター)、そして宮本真希(知らん…元タカラジェンヌで女優らしい)宮本輝(全短編上下巻読破‼)以下、宮本…むなし、慎也、浩次、恒靖、亜門、信子。

このお方を忘れてはいませんか!??元オーボエ奏者で現在は指揮者ほかで活躍中の宮本文昭さん。娘が宮本笑里さん。(検索件数が文昭…約22万2千、笑里…約394万)

色んな方に色んな場所でインタビューしているヨッサンなれど、お鍋をいただきながらマイクを向けたのは宮本文昭さんただ一人。

あれは1989年…銀杏並木が新年を迎える準備を済ませた12月のある日、文昭が西ドイツからチャルメラを吹きながら帰ってきました。“サインはピース”を送りながら…。(当時、ケルン放送交響楽団の首席オーボエ奏者。JTの“ピース・インターナショナル”のイメージキャラクターとしてCMがよ~く流れていた頃)フミアキとトモアキは、ザ・シンフォニーホールから徒歩3分のお食事処“ひょうたん”へ、“福”を求めて出かけました…そう、“てっちり”を食べに。

話はトランポリンに投げ出されたようにポンポン弾みます‼(M:宮本 Y:ヨッサン)

Y「コマーシャルでガッポリ儲かって、よろしいナ~ァ!!?」

M「そんな事ないですヨ‼大変だったんですから…3日間徹夜ですからネ…あの撮影に」

Y「全国的に顔を知られて、女の子からサインを求められてウシシ…やろ⁉」

M「ピースピースですヨ(と言ってそのタバコを差し出す…のはチョッと出来すぎ)」

Y「日本やったら、オーケストラで稼ぐゆうたらシンドイですワナ!」

M「ドイツではオーケストラのメンバーが組合に皆加入しているんですネ。それに例えばドイツでは、オーボエのリード(振動して音源になる薄片)の取替、弦楽器の弦の取替、楽器の修理・改良等、すべて税金の控除対象になってるんです」

Y「何ちゅうこっちゃ日本は(怒れ!日本の楽員達よ‼)。それにしても“てっちり”遅いナア。おっちゃんまだか?(ここで店員登場、曰く“インタビュー終ってからや思ってましてん”)

Y「ちゃうねん、食べながら話したいねん。(〝フグの唐揚げ”がまずやってくる。それに大皿に盛られた〝てっちりセット”が…)

M「この唐揚げ…ウマイ‼」

Y「ところで、新しいホールが、えらいよ~け作られてきたんやけど、客が増えることせなアカンでしょ?」

M「今までのクラシックの演奏会自体、距離をもってやってきた…というか、難しいようにやっているのがカッコいいと思ってるところってあるじゃないですか!」

Y「例えば(クラシックの人で宮本さんのように)フュージョンやジャズにチャレンジする人がいないわなァ」

M「それをやると誤解されるでしょ。自分(宮本)は、やりたいので誤解されてもいいや!あの人が今日はフュージョンをやる、今度クラシックやる、あの人がやってるあの楽器を聴きに行こう!同じ人が来てくれるっていうのは嬉しいですよネ。それが、いい音楽家の大々目標かな!(…と、ここで、てっちりを口に運ぶ宮本さん)」

M「フグって食ったことないなァ。これが白子?白子って何んだっけ、卵ですか?」

Y「(精巣です…と言いかけてやめる)」

M「フグってドイツ語で何んて言うんだっけ…」

Y「(英語ではリバー・ピッグ。河豚と書くから、と言いかけたけどやめる)」

次回は“福を求めた宮本少年の凄すぎる旅”のお話を!(よしかわ・ともあき FM大阪くらこれ企画プロデューサー)

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JTのテレビCMで流れた「メディテイション」を収録した宮本文昭さんのCD「Nepenthe」ジャケット

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