おとなの文化村(788)  松竹座総支配人 市村昌也さん

今夜のお客様は「松竹株式会社 演劇本部 執行役員、関西演劇室 室長、松竹座総支配人」市村昌也さんです。

市村さんは1966年、兵庫県尼崎市生まれの尼崎育ち。1988年4月松竹株式会社入社。最初に配属されたのが藤山寛美、ミヤコ蝶々、京唄子さんらが活躍していた道頓堀中座の営業係。その後、大阪松竹座、京都南座の営業をへて、2001年10月演劇製作室にてプロデューサーに就任。おもに藤山直美さんの製作を担当。2015年4月大阪松竹座支配人、2019年11月関西演劇室長、そして2022年、関西演劇室長兼大阪松竹座総支配人として、営業で13年間、製作で14年間、現場で活躍されています。営業先のお客様に営業というモノを教えて頂き、製作としては役者さん、スタッフの皆様に教えて頂いたと語る市村さん。ことし2023年、大阪松竹座開場100周年に立ち会えた事に感謝と喜びを日々感じておられます。地元ノイリンとも以前からのお知合いです。今夜は、道頓堀松竹座100年の歩みを演劇人市村昌也さんをつうじてお伺いしたいと思います。

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おとなの文化村(787)  大阪渋谷麦酒 渋谷香名さん

今夜のお客様は全自動の醸造設備を使わずにすべて一人で、手作業でクラフトビールを製造する「大阪渋谷麦酒」澁谷香名さんです。

澁谷香名さんは1973年3月生まれ、大阪府羽曳野市出身で中学3年の時に藤井寺市に引っ越しました。短大を卒業後、船場の更紗の卸問屋「和田哲株式会社」に入社。そこでご主人と出会うのですが、その結婚式当日、ご主人のご親戚のスピーチで、澁谷家のご先祖にすごい人がいることを知りました。ご主人は天神橋筋2丁目商店街で江戸時代から続く老舗寝具店の9代目。その4代目が「国産ビール会社を日本で初めて立ち上げた人物の渋谷庄三郎氏」であると知ったのです。そこから「渋谷ビール」の復活を夢見ていたという香名さん。4人姉妹を育て、医療事務やパートをしながら、大阪市生野区の「有本麦酒」で修行をし、2021年3月に実家の隣でご両親がパン屋を営んでいた場所で「大阪渋谷麦酒」を起業。2022年5月から「河内乃えーる」というブランド名でクラフトビールをたったひとりで醸造・販売を始めました。そしてこの夏、26年暮らしている天神橋筋のご当地クラフトビール「天満天神えーる」を発売。地元貢献のお手伝いが出来ればと日々奮闘、先月、第23回なにわ大賞特別賞を受賞してノイリンとの出会いがあったという次第です。

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おとなの文化村(786) 「ECLIPSE」写真家 野波 浩さん

今夜のお客様は9月に新刊写真集「ECLIPSE」を出版される写真家、野波浩さんです。

野波 浩さんは1954年島根県のお生まれ。大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ専門学校)を卒業後、印刷会社の写真スタジオに勤務。1974年に独立しスタジオ・ノア設立、大阪を拠点として広告写真を中心に活動を始めます。フィルム時代から多重露光、モンタージュ、コラージュなど様々な技法を用いて自らの世界観を写真に表現し続け、デジタル写真に移行してもそのスタイルは変わることはありません。その傍ら、学生時代から日常的にスナップ写真へ取り組むライフスタイルを継続しているという野波さん。1993年 処女作品集「ABYSS」を契機に、1995年 人気ビジュアル系バンLUNA SEA写真集「ZOE」、1999年江角マキコ写真集「E-MODE」、2005年「MOUSA」、2011年 衣装デザイナー竹田団吾作品集「MASTER of THE FANTASTIC COSTUME」など多くの写真集を発表。ふとした縁で「劇団☆新幹線」(いのうえ歌舞伎)の宣伝ビジュアルを中心に手掛け、2015年「劇団☆新幹線35周年記念写真集「婆娑羅」を刊行されました。今夜は、9月23日にホワイテイ梅田にオープンするポップアップストア「野波浩ミュージアム」、この秋オープンする「扇町ミュージアムキューブ」で開催される野波浩写真展「ELEMENTS」、劇団☆新幹線43周年興行など、最新情報をお伺いしたいと思います。

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