おとなの文化村(323回) 山本能楽堂 山本章弘さん

今夜のお客様は、この番組2度目の登場となる「公益財団法人、山本能楽堂 代表理事、能楽師の山本章弘さんです。

山本さんは昭和35年のお生まれ、幼少より父・故山本真義に師事して3歳にて初舞台を踏まれます。昭和58年、25世宗家観世左近に入門、昭和63年に独立。現在は26世宗家観世清和に師事。母校の関西大学文化会能楽部講師として子供たちへ能楽普及につとめられ、公益財団法人山本能楽堂代表理事として「とくい能」「上方伝統芸能ナイト」などの新事業を立ち上げ、あらゆる世代に向けて能はもちろん、上方の伝統芸能普及に積極的に活動されています。第10回なにわ大賞、第5回ティファニー財団賞伝統文化大賞、第7回関西元気文化圏賞特別賞など多くの賞を受賞。平成23年には文化庁の「重要建造物公開活用事業」を活用、「開かれた能楽堂」をコンセプトに歴史の陰翳が刻まれたモダンな能楽堂として、64年ぶりの大改修を実施されました。今夜は10月5日に大槻能楽堂で開催される「第3回あふさか能」のご案内などを持ち前の楽しいトークで語っていただきます。

これに関連する記事

おとなの文化村(322回) 水都大阪パートナーズ 高梨日出夫さん

今夜は水の都大阪の活性化に取り組む「一般社団法人水都大阪パートナーズ」理事長の高梨日出夫さんです。

高梨さんは、1951年、亀戸天神近くの東京下町生まれ。大学で建築と都市計画を学び、卒業後は住宅まちづくりのコンサルティング会社に就職。大阪の千里・泉北をはじめ多摩、三田ニュータウンや京阪奈学園都市に関わります。1981年からはアラブ首長国連邦、ドバイ市役所でタウンプランナーとして勤務、ドバイの第一次発展期の都市計画に従事。日本に戻ってからは、住友金属工業でユニバーサルスタジオジャパンの誘致と開発に関わり、USJの開業をみとどけ、2000年に退職したのち「株式会社アークポイント」を共同設立、都市計画と建築設計の事務所を開設されます。そして、大阪のまちづくりに数多くかかわった経験や、隅田川沿いで過ごした若き時代や、海上都市でもあるドバイでの生活を活かし、水都大阪の活性化に取り組む一般社団法人水都大阪パートナーズを設立、理事長として活躍されています。かつては「道頓堀スタジォジャパン」の代表として、水都大阪観光の先鞭をつけたノイリンと、今夜はたつぷりまちづくり談義を語り合っていただきましょう。

これに関連する記事

おとなの文化村(321回) カフェ・ド・イリゼ 小笠原恭子さん

今夜のお客さまは、株式会社グランディーユ代表取締役の小笠原恭子さんです。

小笠原さんは1977年大阪府堺市のお生まれ。相愛大学音楽学部器楽専攻を卒業後、働きながら料理学校「ル・コルドン・ブルー」で学び、2008年フランス菓子教室を開設。そして、障害児教育の研究のために、2012年大阪市立大学大学院文学研究科教育学専修に入学。2014年3月、株式会社グランディーユ設立。法人化で利潤追求にこだわり、障害者の方々が成長できる仕事場づくりにとりくみます。お弁当事業「えんむすびデリ」、就業障害者の「アフターファイブ事業」、カフェ事業の拠点にと、堺市けやき通りに「カフェ・ド・イリゼ」を7月にオープンしました。あえて公的な福祉制度に頼らず、積極的な経済活動で個人の成長と事業の継続・発展をめざそうというチャレンジ。多くの企業が追随する雇用モデルになってほしいと熱く語っています。それでは、先日そのカフェで美味しいランチとパフェをいただいてきたノイリン、よろしくお願いします。

これに関連する記事

WordPress Themes