おとなの文化村(251回) キーウェストオフィス代表 西谷尚雄さん

今夜は関西を代表する文化プロデューサーのお一人で毎年5月に開催されています神戸新開地ジャズヴォーカルクイーンコンテスト審査員をされています。キーウェストオフィス代表の西谷尚雄さんです。

西谷さんは1934年京都生まれの79歳。京都府立大学を卒業後、舞台やラジオ放送、映画製作関連のオーディオ・エンジニアーとして仕事をスタート。その後 広告代理店電通にうつり CMプランナー、クリエイティブ・ディレクターとして30年間で1000本のテレビCM企画制作にかかわり、多くの作品が内外のCMコンクールで多数受賞。特に1970年にチャールズ・ブロンソンを起用した、「マンダム」のデビューキャンペーンは日本で外国人タレント起用の画期的な成功例として評価されます。そして電通退職後は 関西をキーとして活動する事を目的とした事務所<キーウエスト・オフィス>を開設、ラジオ・テレビのCM制作や番組企画制作、コンサート等の音楽イベント・プロデュースのほか、広告界を目指す後進の指導育成や、コミュニケーション関連の講演及び各種企業のコンサルティング業務などに携われてこられた西谷さん。2000年からは現在まで神戸市の新開地まちづくり事業「ジャズボーカルクイーンコンテスト」の審査員を務め、毎年優勝者を姉妹都市シアトルに派遣されるなど、新進歌手のデビューに貢献されています。今夜は半世紀を越える西谷さんのプロデューサー人生を振りかえっていただきます。

 

これに関連する記事

おとなの文化村(250回) ラブニール未来 山内由紀美さん

今夜は先ごろ「タカラジェンヌになりたい!」とタイトルされた宝塚を夢見るすべての人へのガイドを出版された、元タカラジェンヌで宝塚歌劇団受験スクール「ラブニール未来」を運営されている有限会社ラビングプレゼンス代表山内由紀美さんです。

山内さんは 福井県勝山市のお生まれ。6才から京都で育ち、クラシックバレエを習い始めたことが今につながる芸事のスタートだったようです。そして高校卒業後、努力の結果あこがれの宝塚歌劇団に入団、芸名も美風りざ(ミカゼリザ)としてデビュー。そして娘役として活躍の後、宝塚を退団、ジャズダンス講師、ショーの振付や演出の仕事につかれたあと、NLP(神経言語プログラミング)との出会いをきっかけに、ハコミセラピーやボディワークを習得されます。そしてNLPトレーナーとしての経験を経て、2004年に宝塚を夢見る女性たちのための宝塚受験スクール「ラヴニール未来」を設立。「人間力」に視点をおいた人材育成を行っていらっしゃいます。今夜は 清く正しく美しく・・のタカラヅカの世界を語っていただきます。

 

これに関連する記事

おとなの文化村(249回) 民の謡 玲月流篠笛奏者 森田玲さん

今夜のお客様は優雅な笛の音をきかせてくださる玲月流(れいげつりゅう)篠笛奏者で株式会社「民の謡(うた)」代表取締役森田玲(もりたあきら)さんです。

森田さんは昭和51年(1976)泉州生まれの泉州そだち、地元岸和田高校から京都大学農学部に進学。篠笛という日本の伝統楽器に魅せられ以来篠笛奏者として活動中。透明で艶のある音を練り、独奏や和太鼓との共演でその魅力を発揮。また奏法の指導にも力を入れ、奏者の癖を瞬時に見抜き、音色改善方法を明解に示し効果を上げることで定評ありとのこと個人のかたへの稽古の他小・中・高校・大学などの教育機関や、太鼓集団、各地の祭礼関係者からの講習の依頼も多い森田さん。まあt演奏者だけではなく 研究者としても地道な調査を重ね、 地域文化の継承・発展に 貢献したいとの想いで、後 世に伝えたい。日本の伝統的な音風景を、様々な方法で紹介していらっしゃいます。そしてその努力が評価され平成24年度(第67回)文化庁芸術祭大衆芸能部門新人賞受賞も受賞されるなど大活躍。日本の文化の一つの原点でもある「篠笛」を片手に各地をまわる森田さん。今夜はスタジオに「篠笛」を持ち込んでその魅力を語っていただきます。

これに関連する記事

WordPress Themes