おとなの文化村 (196回) 「甲子園が育んだプロ野球フロント魂」の著者竹田邦夫さん

今夜はプロ野球そして高校野球と野球にあこがれるすべての人々の聖地。歴史と伝統の「甲子園球場」の裏方として長年尽力され、このたび「甲子園が育んだプロ野球フロント魂」とタイトルされた一冊の本を出版された元甲子園球場長で阪神タイガースフロントも務められた竹田邦夫さんをお迎えしています。

竹田さんは1950年大阪阿倍野は北畠のおうまれの62歳。お兄さんが進学されていた関西学院高等部にあこがれ、自分も進学、入学と同時にアメリカンフットボールに入部。以来アメリカンフットボール漬の毎日をおくり大学進学後、日本のアメリカンフットボールの聖地でもある甲子園球場での甲子園ボウルにおいて日本一に輝きます。そして卒業後就職した先はなぜか甲子園をもっている阪神電車事業部や人事部での活動のあと1982年に阪神タイガースに出向、総務部次長として1985年の吉田阪神の日本一を体験。1993年には第22代甲子園球場長に就任し、その後は本社にもどり球団オーナー秘書 そして2000年には球団常務取締役。本部長として野村、星野、岡田と三人の監督さんたちと苦楽をともにされ2004年に退団。そして今回これまでの甲子園球場とともにあゆまれた日々を「甲子園が育んだ プロ野球フロント魂」として出版されました。今夜は竹田さんを育ててくれた甲子園について熱く語っていただきます。

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おとなの文化村 (195回) 「あのね教育」の教育者 鹿島和夫先生

今夜はおよそ半世紀にわたって小学校の教壇から子供たちにやさしいまなざしを注ぎつけておられる教育者、鹿島和夫先生をお迎えしております。

鹿島先生は昭和10年佐野市生まれの76歳。地元泉佐野で高校まで過ごしたのち神戸大学教育学部を経て神戸市の公立小学校教諭として40年間勤めあげられました。そしてその間に子供たちのものを見る素直な視点に着目。そんな素直な視点をより上手く表現できるようにその力を引き出す独自の教育手法、先生がなづけられたいわゆる「あのね教育」といわれる手法を生み出されます。そして教壇を退かれた現在も「あのね教育」の実践者として講演などの場でこどもたちの未来にやさしい眼差しを投げかけておられます。著書は「みんなのたからもの」「せんせいひみつやで」など多数。また北原白秋賞や読売教育最優秀賞など教育界での受賞も数多く泉佐野が生んだ教育の父とよばれている鹿島先生です。今夜はそんな先生からこどもたちとの向き合い方など長年の教員生活から編み出された「あのね教育」とはなにかを伺います。

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おとなの文化村 (194回) アートディレクター ヤマモトヒロユキさん

今夜は大阪のアートシーンの仕掛け人、アートディレクターのヤマモト・ヒロユキさんをお迎えしています。
ヤマモトさんは 大阪生まれの大阪育ちの41歳。子どものころから絵が大好きだったとか。大学を中退してデザイン専門学校に学んだ後、大阪のデザイン事務所で8年間の修行ののち1993年に独立して株式会社「ピクト」を設立して代表に就任。因みに社名の「ピクト」とは絵文字を意味することばピクトグラムから名付けたられたとか。その活動範囲は幅広くポスター、CDジャケットなど平面のデザインだけでなく、イベント企画などにまで手広く手がけられています。最近では20009年に開催された「水都大阪2009」の当時の市長と知事が水面に大きく浮かんだ奇抜なデザインのポスターが有名ですね。また2006年からは「御堂筋アートグランプリ」の総合プロデューサーも務められていて「未来を担う若いクリエーターを発掘するとともに、エンターテインメントのソフトを創りだす作業にまい進されているヤマモトさん。今夜は大阪の街をカンバスに 世界に向けて発信できるアートをクリエイトし続けているヤマモトさんの仕掛け作りの極意を伺います。

 

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