おとなの文化村(458) 大豆問屋・中井産業株式会社 中井敏博さん

今夜のお客様は「中井産業株式会社」代表取締役社長、中井敏博さんです。

中井敏博さんは、昭和33年(1958年)大阪市市天王寺区のご出身。地元大阪の小・中学校を出た後、岐阜県の全寮制高校「麗澤瑞浪高校」に進学。大阪に戻り龍谷大学を卒業後、地方新聞社(奈良新聞社)に入社。取材、営業活動に3年間携わって退社。実家の大豆問屋「中井産業」に入社されます。小さい頃から長男として家業の手伝いをしていた中井さんですが、当時はダイエー創業者中内功さんの「流通革命」という言葉が流行った頃。街から市場が消え、商店街が衰退する時代でした。家業も厳しく、一時はサラリーマンや公務員をうらやましくも思いましたが、豆腐業界の中にも勝ち組の人がいることを知り、それなら豆腐屋さんをステータスな職業にしよう、もっとできることがあるはずだ。そう考えてさまざまなイノベーションにとりくんで仕事がおもしろく誇りをもてるようになった~と語る中井さん。40才までは「大阪青年会議所」のメンバーとして活躍。いまは、ノイリンが代表を務める「なにわ名物開発研究会の地域資源部会長」として、日々社業と大阪の地域資源を活用し社会に働きかけ、フュージョンによる文化で新たな「なにわ名物」を開発すべく東奔西走の日々を送っておられます。今夜は、中井さんから「大豆問屋」としての活動はもちろん、「大阪活性化」にかける熱い思いもたっぷりと語っていただきましょう。

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