おとなの文化村(496) 酒屋「堺泉酒造」のマイスター 望月清美さん

2018年第一回のお客様は、かつての歴史を蘇えらせようと復活した堺にただひとつ造り酒屋「堺泉酒造」のマイスター、副杜氏の望月清美さんです。

望月さんは1978年○○のお生まれ、2001年大阪教育大学教育学部を卒業、株式会社大阪読売広告社に入社。そこで、おもろい先輩たちに夜とお酒の世界を教えてもらい、すっかりお酒、特に日本酒にはまってしまいました。そして、酒をつくる世界に身を置きたいと決意、2008年に大阪読売広告社を退社し三重県伊賀の「若戎酒造株式会社」に入社、製造部の仕事につかれました。そんな折り、堺で酒造りを復活させた西條社長とのご縁があり、堺の酒「千利休」をつくる堺泉酒造に転職、製造現場で活躍されています。堺での酒造りを44年ぶりに復活させ、小さな酒蔵で若手が堺の酒を造っていこうということに魅力を感じて日々3人の仲間と頑張っている望月さん。もと広告マンだけに広報もお得意なことでしょう。今夜は、その「利休蔵」生みの親である西條裕三社長もご出演いただきます。今年10回目のお正月を迎えるこの番組、今回は元旦の放送。「千利休」でお屠蘇をいただきながら新年を迎えたいと思います。

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おとなの文化村(495) シャンソン歌手/ドラァグクイーン シモーヌ深雪さん

今夜のお客さまはシャンソン歌手でドラァグクイーンでも有名なシモーヌ深雪さんです。

シモーヌさんは大阪のお生まれ、1986年デビュー。関西を中心に、全国のライブハウスやクラブで活動を展開されます。ゴージャスにして妖艶な退廃的魅力が溢れたボーカルと、独自のスタンスにアプローチされたMCを絡ませた華麗なるシャンソンステージ、アバンギャルドと正統派レビューが絶妙なバランスで混在し、摩訶不思議なパフォーマンスで観客を魅了するショーステージのふたつを使い分け、変幻自在な遊技性をポリシーにする日本のアンダーグラウンドシーンを代表するパフォーマーです。また、雑誌およびメディア媒体などでの映画や音楽、アート、フェティッシュに関するコラムの執筆や、様々なゲストとのライブトークなども勢力的に行われます。現在のレギュラーは毎月第4もしくは最終金曜日に京都METROで開催される「DIAMONDS ARE FOREVER (DJ LaLaと共にオーガナイズ)」。他に「CAMP -midnight Movies-」「Gekkei-月経-」「宝塚パリ祭」「Chanson Gara Concert」など。CD「美と犯罪」「血と薔薇」「DIAMONDS ARE FOREVER」や、写真集「HATA・TOMOAKI写真集」「ジャン・ロー写真集」など精力的に活動されています。今夜は12月30日深夜から京都クラブメトロで開催されます、毎年恒例のダイヤモンズ・アー・フォーエバー・プレゼンツ第27回メトロ紅白歌合戦の見所などもお聞きしたいと思います。

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おとなの文化村(494) iPadの教室 吉田惠子さん

今夜のお客様は吉田惠子さん。堺でiPadの教室をされています。

吉田さんは醤油のキッコーマンがある千葉県野田市生まれ。大学で日本の近世史(江戸時代から明治維新)を学び、IT企業にSE(システムエンジニア)として就職。都市銀行のシステム開発、パソコンの社内教育などを10年行い、結婚を機に大阪へ転居。今は、夫と17歳の長男と10歳長女との4人家族で堺に住んでいます。まったく知人もいない中、長男が誕生し、当時、自分から積極的に地域の子育てサークルや、ママ友との出会い、地域の生協でパソコン教室の立ち上げに伴い、今まで自分の周りにいた人たちとは全く背景の異なる様々な人たちと一緒にパソコン講座の企画から講師の仕事をし、子育てをする中、信頼できる知人や友人が増えていき、ようやく堺に、大阪に馴染めるようになったのかもしれません。2011年パソコン教室閉鎖に伴い、任意団体を設立。情報格差の解消を目指す方向に団体の理念を掲げました。パソコンの他にiPadやスマートフォンを教えています。また、両親の遠隔介護に直面する現在、遠く離れる両親と家族をつなぐためにもICTをシニアも使えるようになることが必須と感じます。介護予防のためのiPad活用教室事業が、2014年の赤い羽根の助成事業として採択されて以来、iPadで仲間と楽しく集う場所を広げていきたいと活動しています。最先端のICTを仕事にしながら、現在は自分史活用アドバイザーとして、過去を振り返ることで未来の自分への生き方を見つける、自分史を広める活動もしています。小学生にも自分史が必要であることを現在10歳の娘から学びました。一見正反対のICTと自分史で、高齢者、大人、子どもたちが、自分を大切にして社会で自分の活躍できる場所を描けるような仕事をこれからしていきたいと思っています。

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