おとなの文化村(546) 関西伝統芸能女流振興会 向平美希さん

今夜のお客さまは「一般社団法人 関西伝統芸能女流振興会」代表理事、向平美希さんです。

向平さんは1987年生まれ、大阪市のご出身。幼少の頃から常磐津 日本舞踊 お囃子 長唄の稽古を始め、2歳で大阪・国立文楽劇場にて常磐津「お夏狂乱」で初舞台、8歳で松尾塾子供歌舞伎に入塾。東京国立劇場、大阪国立場での「松尾塾子供歌舞伎公演」に出演を重ね、卒塾後の15歳から現在まで「歌舞伎舞踊さつき流家元」「元市川少女歌舞伎」 市川梅香さんに師事。平成21年からは「松尾塾子供歌舞伎塾長助手」として指導にあたり、いまも子供歌舞伎指導を中心に活動をされています。日本舞踊名取名は「さつき緑万寿」、常磐津名取名は「常磐津美佐希」、囃子名取名は「望月太美一希」として活躍するなか、平成29年1月 伝統芸能界の女性有志と共に「一般社団法人関西伝統芸能女流振興会」を設立、代表理事に就任。舞台公演を通じて女性の活躍を支援し優れた技術の伝承と更なる研鑽に取り組んでおられます。昨年、今年と2回にわたり主催公演「ましろ会」を開催されている向平さん。今夜は、より幅広い世代へ魅力ある伝統芸能を紹介する機会をつくりたいというその思いをたっぷりと語っていただきましょう。

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おとなの文化村(545) 街角企画株式会社 山本一馬さん

今夜のお客さまは「街角企画株式会社、代表取締役、まちづくりコンサルタントの山本一馬さんです。

山本さんは1972年(昭和47年)三重県四日市のお生まれ。幼少期に通天閣の近くに引っ越し、大阪府立高津高校から大阪大学に進み、環境問題や建築を学び海外に留学して有名建築家になろうと将来計画を立てていました。そんな折り、大学に泊まり込んでいた4年生の時、阪神淡路大震災に遭遇。在学中に震災復興に携わる中で人とまちを結びつけるまちづくりこそ大切だと感じ、大学院で学んだあと阪神淡路大震災の復興を手がけるコンサルタント会社に就職されました。そして2004年(平成16年)、街角企画株式会社を設立。大阪、京都を中心に、地域住民や商店街、事業者などのコミュニティが取組むまちづくりやにぎわいづくり、防災活動をサポート。身近なところでは、大阪中央区の魅力を発信する冊子「未来わがまちガイドナビ」をノイリンをはじめとする区民の活動として発行する取組みを長年コーディネートされています。平たくいうと、まちを元気にしたい、なんとかしたいと悩んでいるグループをサポートしながら、まちづくりをお手伝いするのが仕事という山本さん、今夜は町衆として長くまちづくりを実践してきたノイリンやのぐったんと多いに語りあっていただきましょう。

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おとなの文化村(544) ワオンプロジェクト 田中冬一郎さん

今夜のお客さまは「一般社団法人、ワオンプロジェクト」代表、田中冬一郎さんです。

田中さんは昭和49年北海道のお生まれ。同志社大学経済学部を卒業後に地域経済に長く関わりたいと考えて大阪の地方銀行に入社。一方で大阪の市民活動や文化活動にも貢献したいと考えて2007年に一般社団法人ワオンプロジェクトを立ち上げ、代表として全ての企画立案に関わってこられました。これまで、大阪・日本橋で多目的スペース「アトリエ輪音」の運営、道頓堀で手作りマーケット「とんぼりワッショイ」の開催など、「若手芸術家支援」事業、中津で住み開きスペース「日常避難所 511」の運営など、銀行マンのお仕事をつづけながらさまざまな仲間と活動し続けて来られました。現在、大阪中津でフリーペーパー専門店「はっち」と、読書会専門店「KENKADOU511」の2店舗を毎週運営しながら、「関西圏の想像力を可視化する」をコンセプトにした公募型アウォード「クリエイティブアウォード関西」を2013年から開催。昨年からは全国の図書館と連携してローカルメディアの合同巡回展「フリーペーパー・オブ・ザ・イヤー」を開催されています。ご自身のフェイスブックページには「パラキャリ本屋」「ブックコーディネーター・終活カウンセラー・ファイナンシャルプランナー&ファンドレイザー」などなど40近い「あやしげな肩書」もならぶ田中冬一郎さん・・・到底30分では紹介しきれないと思いますが・・・ノイリン頑張ってくださいね!

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