おとなの文化村(583) 写真家 甲斐扶佐義さん

今夜のお客さまは9月21日(土)より世界遺産・二条城 二の丸御殿台所で「京都詩情」初回顧展を開催される写真家の甲斐扶佐義(かい ふさよし)さんです。

甲斐さんは1949年大分県大分市生まれ。11歳で写真の撮影を開始されます。1972年、 岡林信康、中尾ハジメらと喫茶店「ほんやら洞」のオープンに携われます。「創造的無秩序」と呼ばれる雰囲気で多くのファンを有した京都の伝説的喫茶店・ほんやら洞、惜しくも2015年に焼失。また1985年から木屋町では様々な文化人が集「Bar八文字屋」のオーナーとしても知られ、店を訪れた人々を作品のモデルとしても起用しています。また文筆家として、90年代に京都新聞紙上でフォトエッセイを連載。現在も写真と並行して執筆活動を続けておられる。京都市とアンスティチュ・フランセが主催する現代美術のイベント「ニュイ・ブランシュKYOTO 2019」の一環として、京都を撮り続ける写真家・甲斐さんの初回顧展が開催されます。

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