おとなの文化村(604) 大阪春秋 編集長 長山公一さん

今夜のお客様は「季刊誌、大阪春秋」編集長の長山公一さんです。

長山さんは1973年大阪市のお生まれ。大阪府立大手前高等学校、東北大学文学部に進学。フランス文学や文学理論、哲学などを学びフランスに留学しようと思い、寒さに体を慣らすためにパリとほぼ同じ緯度にある仙台の大学を選んだという長山さんですが、雪と寒さに耐えられず断念。その後はもの書きになろうと思って、大阪文学学校に通いラジオドラマのシナリオなどを書いていたとき、アルバイト程度の軽い気持ちで「大阪春秋」の編集を手伝うことに。半年ほど手伝っていた時、突然、前任の編集長が退職、素人同然で跡を継ぐことになり以来十数年。大阪春秋は1973年10月に創刊した老舗の季刊(年4回)発行する郷土研究雑誌。一度の休刊を挟み、現在は新風書房が発行を継続しています。毎回特集テーマを決めて編集して、これまでに「ミナミ」「堀江」「秋田實」「長沖一」「三好長慶」など幅広いテーマを扱ってきました。最新の177号で「おおさかの古墳と古墳群」を扱うなど、最近は大阪府下の地域特集(河内長野、千早赤阪、東大阪、大東など)に力を入れています。「いつでもやめてやると思いながら、ずるずると続けている次第」と苦笑する長山編集長ですが、この人なくして発刊の継続は厳しいのでは・・とエールを贈るノイリンから、今夜はたっぷりお話をきいていただきましょう・・・

 

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おとなの文化村(603) 金剛組匠会・木内組棟梁 木内繁男さん

今夜のお客様は「金剛組匠会、会長、木内組棟梁」の木内繁男さんです。

木内さんは1950年、大阪府のお生まれ。株式会社金剛組は578年四天王寺建立を命じられた金剛重光を初代として、神社仏閣建築にに携わる世界最古の企業として知られています。現在、東京・大阪を拠点として8組の宮大工組織をもち、国宝の住吉大社本殿4棟はじめ、170件以上の文化財建造物の保存・修復・復元工事を手掛けています。木内さんは宮大工だったお父様から技法を習得。8組の専属宮大工組織「匠会」の会長として、1400年にわたり受け継がれてきた匠の技を守り続けておられます。聖徳太子の「和をもって尊しとなす」の言葉を愛し、人の和を大切に次代へ継承するのが役目と語る木内さん、カメラ・車・パソコンの趣味をもち、講演やマスコミにもたびたび登場されています。今夜は、大人の文化村ならではお話を伺うことができるでしょうか?ノイリン、よろしくお願いします。

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