おとなの文化村(653) となりの畑 山口沙弥佳さん

今夜のお客様は「株式会社FoodStoryJapan」(となりの畑)代表取締役、山口沙弥佳さんです。

山口さんは1982年、神奈川県横浜市のお生まれ。2006年、京都大学経済学部を卒業後、米国投資銀行リーマンブラザーズ証券債券本部で金融機関向け債権セールスに従事。2008年9月、リーマンショックとともに退職。その年の11月に長女、2012年次女、2014年長男出産。しばらく専業主婦を過ごした山口さんですが、2人目の子供さんが生まれた後ふたたび金融の仕事に戻りました。しかし改めて、母となった自分が本当にしたいことって何だろう?と考えていた時、食卓での衝撃的な長女のことばをきっかけにその後の人生が大きく変わっていきました。東北から始まった世界初の「食べ物つき情報誌、食べる通信」の大阪版「つくりびと」を2016年に立ち上げ、2017年には地元大阪野菜の宅配事業「となりの畑」をスタート。大阪の生産者・シェフ・消費者をフードトラックでつなぐ、地産地消の持続可能なまちづくりにチャレンジされています。昨年から続くコロナショックのなか「となりの畑」の取り組みはますます注目されています。地元大阪の食をきっかけに「私、いいところに住んでるやん!」と多くの人に思ってもらえる事業にしたいと笑顔で語る山口さん。今日はノイリンも話したいことがいっぱいあるそうです。

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