おとなの文化村(718)  大阪公立大学 初代学長 辰巳砂昌弘さん

今夜のお客様は大阪市立大学と大阪府立大学が統合、4月1日に開学した「大阪公立大学」初代学長、辰巳砂昌弘さんです。

辰巳砂先生は1955年(昭和30年)大阪府箕面市のお生まれ。1978年、大阪大学工学部応用化学科を卒業、1980年、大学院工学研究科応用化学専攻博士前期課程を修了。1980年4月、大阪府立大学助手として勤務、大阪大学で工学博士号を取得し1988年9月から1年間、アメリカのパデュー大学、アリゾナ州立大学で博士研究員をつとめられました。1991年大阪府立大学工学部講師、1993年工学部助教授、1996年教授に就任。その後、大学院工学研究科副研究科長 研究科長を歴任し2019年から大阪府立大学学長をつとめてこられました。無機材料化学、固体イオニクス、ガラス科学がご専門の辰巳砂先生、箕面生まれで池田高校、大阪大学と北大阪で過ごすことが多かったので、堺市の府立大学に着任当初は人の気質の違いにおどろかれたそうです。新たに誕生した「大阪公立大学」は、中百舌鳥、杉本等のキャンパスに加えて、2025年には森之宮キャンパスが開設されます。いまや南大阪にもすっかりなじみ、オール大阪で世界に羽ばたく新大学の旗振り役として活躍される辰巳砂学長。先日、中百舌鳥キャンパスでお会いして、おやじバンドのボーカルもつとめるという辰巳砂先生のファンになったというノイリン、さっそくお話をはじめてもらいましょう。

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