おとなの文化村(733)  木幡計器製作所 木幡巌さん

今夜のお客様は「株式会社木幡計器製作所」代表取締役、木幡巌さんです。

木幡計器製作所は日本で3番目に古い圧力計メーカーとして1909年(明治42年)に創業。7代目社長の木幡巌さんは1968年1月1日、大阪市のお生まれ。1990年、関西大学社会学部を卒業。大学時代は社会心理学を専攻し大手空気圧機器メーカー「SMC株式会社」の営業職をへて家業の圧力計専業メーカー「木幡計器製作所」に入社。1996年、専務取締役、2013年、代表取締役に就任。創業時からの主力製品であるブルドン管圧力計の製造と併せて、自称”老舗ベンチャー”として「新しいことをせなあかん」とコンピューター関連事業部を新設。IOT、DX対応の新製品開発に注力し、レトロフィットDXをコンセプトに機械式圧力計を後付でDX化する“後付IoTセンサユニット「Salta(サルタ)」”を開発。また医学との医工連携による医療機器参入に挑戦し、「呼吸筋力測定器」を医療機器として開発販売されています。そして2015年から大正・港ものづくり事業実行委員会委員長として、地域のものづくりブランド化を推進。2018年4月自社工場内にIoT、ライフサイエンス系ベンチャーのためのものづくり支援施設Garage Taisho を開設。2020年から「りびんぐラボ大正・港区」を主宰するなど大正を拠点に「地域未来牽引企業」として活躍されています。IOT、DXなどよく耳にするトレンド用語、今夜は木幡計器製作所さんの実践をとおしてわかりやすく解説していただきましょう。

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