おとなの文化村(600) 一心寺長老 高口恭行さん

第600回を飾る今夜のお客様は「一心寺長老」高口恭行さんです。

高口さんは1940年(昭和15年)京都のお生まれ。甲陽学院中学・高校を卒業、京都大学に進学。1963年工学部建築学科を卒業、大学院修士課程、博士課程をへて京都大学助手に就任されます。そして1972年、32才の時、空襲で全焼した一心寺の復興・再建を担うべく一心寺住職に就任。1974年工学博士号を取得、1975年(昭和50年)から奈良女子大学住居学科環境デザイン助教授、1980年から教授として教鞭をとられます。この間、1980年(昭和55年)造家建築研究所を開設。建築家・大学教授・一心寺住職と、1992年奈良女子大学を退職されるまで三足のワラジを履くことになられます。奈良市国際観光都市審議会委員、大阪市総合計画委員、近畿圏すばる計画委員会委員などを歴任。一心寺においては「一心寺シアター」の建設と小劇場支援、学生演劇祭などの開催、お寺の新しい活動・行事の開催に取り組まれました。今夜は「お骨仏」「ガラス屋根の山門」「三千佛堂」「一心寺シアター俱楽」などを通じて大阪の人たちに親しまれる「一心寺さん」についてあれこれお話を伺いたいと思います。

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