おとなの文化村(640) テノール歌手督 谷浩一郎さん

今夜のお客様はテノール歌手の谷浩一郎さんです。

谷さんは1981年(昭和56年)10月東大阪市のお生まれ。大阪府立夕陽丘高校普通科から 大阪音楽大学大学院オペラ研究室を修了。関西歌劇団公演『愛の妙薬』ネモリーノ役でデビュー。オーケストラアンサンブル金沢と『コジ・ファン・トゥッテ』フェランド役にて出演後、ヨーロッパに渡りドイツ国立マンハイム音楽大学を卒業。在学時、マンハイム国立歌劇場『ナクソス島のアリアドネ』でデビュー。ハイデルベルグ市立歌劇場にて『ウィンザーの陽気な女房たち』のフェントンを演じ好評を博しました。オペラのみならず、ドイツ各地の教会でバッハのカンタータや、クリスマスオラトリオの福音史家などのソリストを多数歌い活躍。特にバッハのクリスマスオラトリオの福音史家の演奏に対し、地元紙は「日本人テノール谷は、我々が外国人に対するドイツ語の発音の疑念を全て払拭し、彼の輝かしい響きをもって歌い上げた。」と高く評価。長久手国際声楽コンクールファイナリスト。第43回イタリア声楽コンコルソ入選。ウィーン音楽大学夏期講習会、チェコ国際声楽セミナーでディプロマを取得。2011年全国高校ラグビー大会開会式、東大阪市市制45ならびに50周年記念式典で国歌を独唱。堺シティオペラ定期公演ホセ役で出演した『カルメン』が大阪文化祭賞奨励賞を、関西歌劇団定期公演『皇帝ティートの慈悲』が大阪文化祭賞奨励賞を受賞。兵庫県立芸術文化センターワンコインコンサートに出演し、2000席が発売開始日に即日完売)、2017年年間No.1アーティストに選出。そして2019年にアンコール・リサイタル『冬の旅』が開催されました。毎日放送の番組「ENT」で「間違いなく関西歌劇界を担う逸材」と紹介された谷さん、サントリー1万人の第九指導者。大阪音楽大学演奏員。関西歌劇団理事。音楽創作工房ムジカヴィーヴァ、関西歌劇団オペラ教室、神戸市民文化振興財団、同志社女子大学各講師と幅広く活躍されています。

 

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