おとなの文化村(664) 浪花酒造社長 成子和弘さん

今夜のお客様は浪花酒造、10代目社長の成子和弘さんです。

浪花酒造は関西空港近くの阪南市にて1716年創業、305年の歴史ある酒造会社。酒蔵と本宅は国の登録有形文化財に指定されており、国内だけでなく外国からも多数の観光客が訪れています。これまで、大阪府知事賞、全国新酒鑑評会 金賞受賞7回、モンドセレクション金賞受賞、ロンドンで酒チャレンジ金賞受賞など内外で数々の受賞歴を誇っています。酒造りのモットーは、どんなに機械化、コンピュータ化の時代になっても、手造りで1本1本心を込めて仕込む事という大阪府では最も歴史ある蔵元です。10代目社長の成子和弘さんは、昭和59年広島大学発酵工学科を卒業しメルシャンワイン株式会社に入社。昭和62年浪花酒造に入社し、平成12年、10代目社長に就任されました。看板銘柄は浪花正宗、大阪の地酒として、大阪にこだわった商品も製造。たこ焼きに合う酒、大阪城デザインのミニ樽、ビリケンボトルの酒、吉村知事の顔ラベルの酒などで話題を集めています。今後は、原料米として大阪府内で栽培されたお米も増やして、さらに地元に密着した酒蔵をめざすと語る成子さん。ノイリンとはなにわ名物開発研究会でのお仲間です。

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