おとなの文化村 (122回) スタンダードブックストア 中川和彦さん

西心斎橋でユニークなカフェと雑貨店を併設した本屋さん「スタンダードブックストア」を経営する株式会社「鉢の木」代表取締役 中川和彦さんです。

中川さんは1961年東大阪市出身、府立八尾高校、大阪市立大学卒業。大学卒業までは大した目標もなかったところ、お父様が出版取次のサラリーマンから独立され本屋さんをナンバ高島屋の中に開業。その関係でしかたなく丁稚奉公のつもりで、よその書店に就職案の定。3カ月で辞めたくなるが人の紹介なのでと我慢。とりあえず1年間は勤めましたが結局友人のつてで建築事務所就職。ところが、もともと癌を患っておられたお父様がいよいよ危ないという事で10ヶ月後やむなく(株)鉢の木入社。しかもその直後お父様が亡くなられ、なんと25歳のときに社長就任。ところが その1年後運よく髙島屋のリニューアルにより地下の好立地のところに書籍売場移転。ほとんど人の助けで人もうらやむ売上に・・ しかし もともと本と雑貨を一緒に売りたい気持ちが強くあり、15年くらい前に見たアメリカのカフェ併設の大型書店が忘れられず、高島屋店の傍ら4年前にアメリカ村にスタンダードブックストアをオープン。蛍光灯が煌々と輝き入口を入ると他の書店と同じ風景が展開するような書店はイヤということで 弟さんとと相談し自分たちが行きたくなるような店にしようと決定。本の周辺のあれこれを提供する場を目指し、イベントを通じて作り手と買い手がコミュニケーションできる場を提供したい・・ 敷居の低い目的もなくふらっと立ち寄り思わぬ商品に出会う楽しみが提供できる・・ そんな本屋さんを目指してユニークなお店を経営する中川さんです。今夜はそんなユニークな本屋のおっちゃんからみたミナミの街場の昨日・今日・明日を語っていただきます。

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