おとなの文化村 (149回) 大阪城天守閣の研究主幹 北川央さん

今夜のこのコーナーには今年市民の手により再興されて80周年を迎える大阪城天守閣の研究主幹の北川央(ヒロシ)先生をお迎えしています。

北川先生は1961年大阪のおうまれ・・神戸大学大学院文学研究科を終了後、1987年に大阪城天守閣学芸員となられ、現在研究主幹を務めておられます。大学、大学院では、古代の寺社や神話を研究されていましたがいつの間にか、戦国時代研究の第一人者に。研究の柱は、織田信長や豊臣秀吉の時代の政治史や 近世の庶民信仰、そして大阪の地域史です。そして研究の一方、歴史、文化イベントの企画、立案に力を注いでこられ 例えば、昨年10月に開かれた「大阪ウォーク」もその一つ。「大阪の幕末、明治を歩く」といった大阪城を基点にした8コース余りを企画されました。またOSK日本歌劇団のミュージカル「真田幸村~夢・燃ゆる」も北川先生のアイデアから」生まれたもの「歴史や文化財の面白さを知って興味を持ってもらうことが結局、文化財保存への早道。大阪には貴重な文化遺産が山ほどある。既にあるものに対して、それまでとは少し違った角度から光を当ててやるだけだから、イベントにそれほどカネもかからない」との考えから多くのイベントを大阪城から発信する北川先生おりしも今年は大阪城天守閣が再興されて80年。そして2014年には大阪城落城400年とあまたある歴史コンテンツを全国に向けて大阪の歴史や文化を発信し大阪がリセットし、再生するきっかけを作りたいと意気込む北川先生です。今夜は北川先生の大阪にかける思いを熱く語っていただきます

 

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