おとなの文化村 (181回) 近畿大学経営学部教授 藤井純一先生

今夜は北の大地札幌でいまではプロ野球パ・リーグの常勝軍団となった北海道日本ハムファイターズを育てあげ、現在は地元大阪に戻りスポーツマーケティングの研究者として学生を指導しておられる近畿大学経営学部教授の藤井純一先生です

藤井先生は昭和24年大阪ご出身の62歳。近畿大学農学部水産学科を卒業後 昭和48年に日本ハム株式会社に入社入社後はハムを背負っての営業回り一筋でしたが平成8年に人事異動で広告宣伝室次長に就任。そこからスポーツの世界に足を踏み入れることとなり、翌年平成9年に出資していた大阪サッカークラブ「セレッソ大阪」に移られます。そして平成12年「セレッソ大阪」の社長に就任、以降4年間の社長時代に「地域密着戦略」を打ち出し、赤字クラブを黒字に転換、その後は平成18年に北海道日本ハムファイターズの社長として、セレッソ時代に培ったサッカーのクラブ経営の手法を球団に導入、日本一の球団に育てあげられました。そして今年3月にスポーツの現場を離れ、現在は母校近畿大学の経営学部教授として、スポーツビジネスの可能性や集客についての方法論などを学生たちとともに研究されています。今夜は スポーツを通じたビジネスマーケティング、そしてまちおこしなど 藤井先生が積み上げてこられたノウハウの一端を教えていただこうと思います。

 

これに関連する記事

WordPress Themes