おとなの文化村 (214回) ホームレス問題に取り組むホームドア 長川口加奈さん

今夜は先週のゲストに引き続き、今年度のなにわ大賞受賞者のみなさんのなからちいさなリーダー特別賞を受賞された大阪のホームレス問題に取り組むNPO法人ホームドアの理事長川口加奈さんです。

川口さんは現在21歳。現役の大阪市立大学に通う大学生。14歳の時に西成でホームレス問題を目にすることから彼女の現在が始まります。少年たちによるによるホームレスへの襲撃事件防止をめざし、講演活動や100人規模のワークショップを開催したり高校2年生で米国ボランティア親善大使に選ばれワシントンD.C.での国際会議に参加したりと大活躍。そして大学は、ホームレス問題の研究が日本1進んでいるといわれる大阪市立大学に入学。労働経済を学ぶ傍ら、世界最大の学生NPOの副委員長も経験そのノウハウももとに大学2年生の4月、19歳で、任意団体Homedoorを設立。ホームレス・生活保護問題に関するリサーチをスタート。企業からの支援をうけながらホームレスの人たちの雇用を生み出す事業の可能性をさぐり、2010年に自転車をみんなで共有するシステムシェアサイクルHUBchariを考え出します。そして実証実験の結果をもとに昨年10月からプレ事業を開始。今年4月にようやくHUBchariを本格オープン。スタッフとしてホームレスだった4人の雇用を実現。現在は世界経済フォーラム(通称・ダボス会議)のYougGlobalShapersに選出されたりCVG経済産業大臣賞、 大学生OF THE YEAR2011初代グランプリ、edge2012最優秀賞等数々の賞を受賞されるなどホームレス問題を中心に社会が抱える貧困問題の解消に日々取り組んでおられる川口さん。今夜はそのパワフルな活動のすべてを語っていただきます。

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