おとなの文化村(289回) マンガのアンシャントマン 松山秀俊さん

今夜は 世界中の人々を魅了するすばらしい日本の文化である「マンガ」を通じて世界に向けてビジネスを展開する会社 アンシャントマンの代表取締役社長松山秀俊さんです。

松山さんは1974年(昭和49年)尼崎うまれの39歳大学を卒業後はTVゲーム販売チェーン店に勤務したがフランスと言う国の文化と何か関わって行きたいという思いが社会人になってずっと抜けなかった松山さん。フランスへの思いは、単純な外国文化礼賛よりもむしろ日本の文化が文化の中心国フランスで認められていることに興味を覚えたからだとか・・とはいえ残念ながら語学力も国際的な素養もなかったため、活路を見出すため大学院での勉強を決意フランスにおけるマンガ事情を研究し発展させたいと考え、28歳で神戸大学大学院に入学し、大学にフランスニース大学との交換留学のシステムがあることを知り、留学を決意。ニース大学での約1年の留学の最後の頃に起業家支援のサイトをなんとなく見ていた松山さんはすでに30歳となった自分を振り返り、次の進路をどうするのか考え、帰国後、学生生活の傍ら週末は宝塚商工会議所主催の創業塾に参。そして2006年8月にアンシャントマンを起業。以来試行錯誤の結果 マンガ・イラストそして国際展開を積極的に行うこと、マンガ文化で様々な企業を活性化し海外展開を促進するという企業コンセプトが固まり、現在は、大阪府とフランスヴァルドワーズ県姉妹提携25周年を記念した外国人向けに漢字を漫画で紹介する書籍制作や企業の商品化、広告マンガ、ソーシャルゲームイラストなどに力をいれている松山さん。今年の夏には、夢だった「大阪国際マンガグランプリ」を実現化の予定。今夜は「マンガを通じた国際交流」について熱く語っていただきます。

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