おとなの文化村 (224回) デザインプロデューサー 喜多俊之さん

今夜は日本が世界に誇るデザインプロデューサー喜多俊之さんにおこしいただきました。

喜多さんは1942年大阪生まれの大阪そだち、1964年浪速短期大学工業デザイン科卒業後、1967年に自らのデザインオフィスを設立され、住環境やライフスタル、地域伝統工芸などについての研究を始められます。そして早くも1969年には工業デザインの先進地であるイタリア・ミラノにも制作活動の場を広げられます。そして以来、現在まで日本の工業デザイン界をほぼ半世紀にわたってけん引してこられた喜多さん。ヨーロッパや日本のメーカーからの依頼で 家具、液晶テレビなどの家電製品や、家庭で使われる日用品やロボットに至るまで、分野を超えて、多くのヒット商品を生みだし、その作品はニューヨーク近代美術館、パリ国立近代美術館、ミュンヘン近代美術館等、世界のミュージアムに多くコレクションされています。そして近年は、日本だけでなく、ヨーロッパ、アジアなどで、セミナーやワークショップを開くなど、後進の育成にも力を入れておられ現在は、ライフワークとしての、日本の伝統工芸に取り組まれ地場産業を活性化する仕事にも関わり続けておられる、喜多さんです。今夜は、喜多さんがこれまで続けてこられた 暮らしのなかのデザインの世界について語っていただきます。

 

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