おとなの文化村 (045回) ポルトガルギター奏者 月本一史さん

日本でも数少ないポルトガルギターの奏者で 音楽を中心にしてポルトガル文化を幅広く広めようと頑張っている、月本一史さんです。

月本さんは 大阪生まれの大阪育ち関西の音楽系大学をファドに関する卒論で卒業後、リスボンへ留学。ファド博物館にてポルトガルギターを アントニオ・パレイラに師事し、ポルトガルの民族音楽であるファド・カスティーソ~古典ファドを学ばれました 。現在は ポルトガルギターのメソッド作り、指導、ファドの歌唱。指導、ファドに関する講演・講義にも力を入れておられます。そして2004年2月には、日本初のポルトガルギター教則本を発表。以後頻繁にリスボンへ通い、ファドの研究を進めていらっしゃいます。また実際の演奏活動も「エスキーナ・ド・ソン」というグループ名でギタリストの水谷和大さんとデュオを結成。関西を中心に演奏活動を展開しています。月本さんはその活動を認められポルトガルにおけるファドの演奏者・研究者たちの組織である「ファドの友協会」リスボン本部正会員となり「ポルトガル文化を中心とした企画と実践」をおもなテーマとする組織、M.T.E.Cの代表として 日本におけるポルトガル文化のPRにつとめておられます。今夜はそのポルトガルギターを持ち込んでのその独特の音色もお楽しみいただきます。

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