おとなの文化村(516) 南河内万歳一座 内藤裕敬さん 落語家 桂九雀さん

今夜のお客様は昨年11月に続いて「南河内万歳一座」座長の内藤裕敬さんが、なんとお友だちの落語家「桂九雀」さんとともに再びのご登場となりました。

この番組初登場の桂九雀さんは、1960年のお生まれ。1979年、桂枝雀に入門、「雀の会」で「東の旅発端~煮売屋」で初舞台。生の三味線・鳴り物にる落語会の開催に力を入れておられます。1984年、放送作家・東野博明が旗揚げしたカラードシアター「ヘテカラ」で演劇の初舞台に。以降、「リリパットアーミー」「MOTHER」など関西の小劇場等へ多数客演。2005年には落語的手法による芝居「噺劇(はなしげき)」をスタート。吹奏楽団・オーケストラ・フルートアンサンブルとさもに「メリーウィドウ」「ピーターと狼」など落語形式で上演。2013年には「吹奏楽落語・新出意本忠臣蔵(しんでいほんちゅうしんぐら)」を上演、再演を重ねてこられました。噺のなかにお囃子が登場する、上方落語独特の演出「ハメモノ」を和楽器以外でやるネタが多数あり、中国琵琶、ハーモニカ、バイオリン、マリンバ、リュートなど様々な楽器とのコラボを継続中の桂九雀さんを、一時は遠ざかっていた演劇の世界に再び引き戻したのが、内藤裕敬さんとか・・・そのあたりのお話しは、文化村訪問団長から直々にお聞きいただきましょう。

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おとなの文化村(515) 広告文案家 金輪際セメ子さん

今夜のお客さまは「株式会社シカトキノコ」取締役、広告文案家の金輪際セメ子(コンリンザイセメコ)さんです。

金輪際セメ子さんは1976年、奈良県生駒市のお生まれ。
中学時代に中島らもさんの本に出会い、コピーライター興味を持ち、大学時代は広告研究会に所属。卒業後、広告制作会社に入社し、13年間コピーライターとして勤務。2012年、出産を機に退社し、2014年にご主人で第318回に登場いただいた藤田ツキトさんと「株式会社シカトキノコ」を設立されました。取材の仕事が多く、これまでインタビューした人物は100人以上いるものの、人見知りで取材以外で人と会うのはあまり得意ではないというセメ子さん。昨年からはコピーライターという名称のキラキラ感に違和感があり、商品を売るための宣伝文句を考える「広告文案家」を名乗っておられます。金輪際セメ子という名前から「攻めている人」と思われがちですが、どちらかといえば保守的、しいて言うなら「センチメンタルのセメ子」さん。おとなの文化村でも数少ない「ご夫婦がともに登場」となる今夜、どんなお話を聞かせていただけるのでしょうか?

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おとなの文化村(514) ゲストハウス ココルーム 上田奈代さん

今夜のお客様は「NPO法人ココルーム代表理事」詩人の上田假奈代さんです。

上田假奈代さんは奈良県吉野のお生まれ。3歳から詩を作りはじめ、17歳から朗読をはじめられました。京都芸術短期大学卒業後、一般企業で9年間コピーライターを務め、1992年から詩作(詩をつくる)ワークショップを開催、2001年には「詩のボクシング」全国大会大阪代表として出場。そして2002年に、詩をなりわいとする「詩業家宣言」を行い、本格的な活動を開始。2003年大阪・新世界でアートのNPOとして、喫茶店のふりをした拠点「こえとことばとこころの部屋~ココルーム」をたちあげます。2008年、西成・釜ヶ崎に移転。2012年、まちを大学にみたてた「釜ヶ崎芸術大学」を開校。ヨコハマトリエンナーレ2014や鳥取、八戸、台湾などにも出張講座を開催されています。2016年「ゲストハウスとカフェと庭・ココルーム」をオープン。現在も、変わりゆく釜ヶ崎で不思議な魅力を醸し出す「であいと表現の場」に、多くの人たちが訪れています。2015年、「第65回文化庁芸術選奨芸術振興部門新人賞」、朝日新聞社が関西で活躍する若い才能を対象に主催する「第5回朝日21関西スクエア賞」を受賞。著書に「釜ヶ崎で表現の場をつくる喫茶店ココルーム」(フィルムアート社)がある上田假奈代さん、今夜はどんなことばを聞かせていただけるでしょうか?

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