おとなの文化村(465) 大阪府書店商業組合副理事長 萩原浩司さん

今夜のお客さまは「大阪府書店商業組合副理事長」で「株式会社萩原」代表取締役、萩原浩司さんです。

萩原さんは昭和39年。大阪府八尾市生まれの52歳。家業は、江戸時代より代々「木綿問屋」を営み、明治以降は機屋((はたや)=織物工業)として、地場産業であった河内木綿一筋で生計を立てて来られました。そして、平成五年に機屋から完全撤退し、宮脇書店のフランチャイズに加盟し、地域に根を張り地域に愛される本屋として再スタートをきられました。町の本屋のこと、出版業界の未来のことなどを真剣に考え、「本屋が日本の国力を底辺から支えている」とのつよい思いから、BOOK EXPO 2011~2013の実行委員会 代表幹事、関西の若手の書店人を集めた私設の勉強会「本真会(ほんまかい)」の事務局長、この番組でもご紹介している「OsakaBookOneProject(大阪ほんま本大賞)」 発起人で現在も実行委員として活動されています。また、最近は、実家である江戸時代の木綿問屋の建物を再生し事業のもう一つの柱にできないかと、八尾古民家再生『茶吉庵』プロジェクトに取り組んでおられます。今夜は大阪「中河内」に根を張り活躍される萩原さんから、町の本屋のこと、出版業界の未来のことなど、たっぷりと語っていただきましょう。

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おとなの文化村(464) 大阪研究家・相愛大学客員教授 前垣和義さん

今夜のお客様は「大阪研究家・相愛大学客員教授」の前垣和義さん」です。

前垣さんは1946年のお生まれ。立命館大学を卒業後、広告代理店勤務などをへて1975年から、フリーランスのコピーライターとして活動。1992年、執筆、講演活動を開始。相愛大学特任教授、帝塚山学院大学非常勤講師、毎日文化セーター講師などを務められました。現在、日本笑い学会笑いの講師団を務めるかたわら、2003年6月から、大阪日日新聞に『一日一笑にちにち川柳』の選者として川柳エッセイを連載されています。主な著書として『大阪のおばちゃん学』『大阪のお勉強』など30冊を出版。今月27日からは「大阪府立中之島図書館」で「大阪学入門」の連続講座を開催されます。大学での授業とともに「川柳展」「料亭での芸子体験」「アポロ寄席」の復活など、大阪に関わる数多くの「いちびり」を実践してきた前垣さん、いよいよ「文化村登場です」。

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おとなの文化村(463) 石鹸工房コクーン 相田かおりさん

今夜のゲストは「石鹸工房コクーン」株式会社大阪エース、コスメプランナーの相田かおりさんです。

相田佳織さんは大阪府摂津市生まれ。高校生のときにニュージーランドに留学。ニュージーランドの自然豊かな暮らしや時間の流れに魅了され、日本では見えなかった心の豊かさや物の価値について向き合うようになりました。ニュージーランドで体感したエコ&オーガニックなライフスタイルを広めるため、母が代表を務める自然派化粧品メーカー、株式会社大阪エースに入社。結婚を機に現在は大阪と東京の2カ所に拠点を置いて活動中。株式会社大阪エースは、昭和53年に木工所として設立。大阪エースにコスメ事業部が誕生したきっかけは、かおりさんの思春期に遡ります。母が、思春期の肌トラブルに悩んでいた私のために、自らオリジナルの石鹸を手作りしてみたところ、肌の調子がぐんと改善。自分に合った石鹸との出会いで肌は本当に変わる。その実感をより多くの方に届けたい。そんな想いから生まれたのが、大阪エースの石鹸なのです。本日は石鹸のお話や石鹸工房コクーンのブランドの誕生のお話など語っていただきます。

平成26年「KANSAI SELECT CRAFT 14」に採択
平成27年「大阪製ブランド」認証
平成27年「おおさか地域創造ファンド」に採択

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