おとなの文化村(268回) 阪南大学国際観光学部教授  松村嘉久先生

今夜は先週に引き続き西成区シリーズ第2弾。今年度「なにわ大賞」の受賞者阪南大学国際観光学部教授の松村嘉久先生です。

松村先生は1966年大阪生まれの46歳。専門は観光地理学,現代中国研究など・・学生時代から旅の魅力にとりつかれ,アジアを中心に旅して見聞を深めたおかげで大学を卒業するのに9年かけられ,この記録はいまだに破られていないとか、そして、研究者の道に入り、1998年に大阪市野宿生活者調査に参加してから,大阪市西成区のあいりん地域での活動に関わっていかれます。2005年春には、あいりん地域の簡易宿所の経営者らと大阪国際ゲストハウス地域創出委員会を立ち上げ、あいりん地域の安い宿泊施設へ外国人旅行者を誘致する活動を展開。2009年春には主に外国人個人旅行者を対象とした。新今宮観光インフォメーションセンターをゼミ生らと立ち上げ、あいりん地域の国際観光振興でいちびり精神を発揮。先生の教育のモットーとしては、現場と共に育つと書く「現場共育」をキーワードに 学生たちと一緒に現場へ入り現場の課題の解決を目指し実践を積み重ね、新今宮や阿倍野の観光まちづくりをリードされている松村先生。今夜は「現場共育」の本音を語っていただきます。

 

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おとなの文化村(267回) 大阪市西成区長 臣永正廣さん

今夜は昨年8月に大阪市の公募区長として西成区長に就任されてちょうど1年の臣永正廣(トミナガマサヒロ)さんにお越しいただきました。

臣永さんは 1954年6月、徳島生まれの59歳高校生までは地元徳島で過ごし、日本大学卒業後、広告代理店を経て編集記者に・・主に、週刊朝日をはじめ週刊文春、週刊新潮などでフリーライターとして取材執筆活動をしていた臣永さん記者時代は、他人と同じ記事を書いていても売れないと考え、当時危険と言われた戦争終結後のベトナムをバイクで横断取材を敢行するなど行動派の面目躍如そして縁あって、生まれ育った地元徳島・那賀川町の町長に就任 2期7年勤め上げるも、阿南市への編入合併であえなく失職 その後徳島大学病院長の特別補佐(広報担当)として医療の現場とメディアをつなぐ仕事に携わられた後、大阪市が実施した区長公募に応募され縁もゆかりもなかった西成区にやってきた臣永さん今夜は、就任後まる1年を迎えられた臣永区長に、この1年をふり返っていただき、またこれからの1年を熱く語っていただきます。

 

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おとなの文化村(266回) 関西の空美ちゃん フォトジャーナリスト シカマ アキさん

さてリスナーの皆さんは 空が美しいと書いて「空美ちゃん」という呼び名をご存知ですか?女性の鉄道ファンを鉄子とよぶように、いま全国各地の空港で飛行機の撮影を楽しむ女性【空美(そらみ)ちゃん】が増えています。今夜は関西の空美ちゃんを代表するフォトジャーナリスト シカマ アキさんをお迎えしています。

シカマさんは大阪市出身。関西学院大学社会学部でマスコミ論、ジャーナリズム論を学び、卒業後、読売新聞に入社。約7年、記者として取材活動に携わったのち 現在は大阪を拠点にフリーのフォトジャーナリストとして、企画から取材、執筆、撮影まですべて一人でやっていらっしゃいます。主に飛行機関係では旅客機の専門誌『月刊エアライン』、そして大型二輪免許を持つ女性ライダーとして、『レディスバイク』などの雑誌、またネット上の情報サイト「オールアバウト」のガイドも務めるなど 多趣多彩。取材もあわせて これまで国内45都道府県、海外はイタリア、フランス、スペイン、アメリカ、韓国など20ケ国以上を旅したキャリアの持ち主のシカマさん。最近では 飛行機好きの女性“空美ちゃん”として一躍知名度がアップ中。今夜は「空美ちゃん」について たっぷりと語っていただきます。

 

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