おとなの文化村 (106回) 箕面の青年市長 倉田哲郎さん

今夜のお客様はいま北摂・箕面の街に新風を吹き込んで大活躍中の36歳の青年市長 倉田哲郎さんです。

倉田さんは1974年静岡県清水市のお生まれで現在、36歳。1997年、東京大学法学部を卒業し、郵政省に入省 そして2001年から総務省に転籍。2003年からは箕面市役所に勤務し、“改革”と“政策”を担当されます。箕面市役所では、「箕面市集中改革プラン」の策定や、「行政評価・改革推進委員会」の発足など “変化の波”をおこす一方で、「子ども部」「地域振興部」の創設や、市民を中心とした“総合窓口”の実現など、“新時代の安定”に向けた基軸をつくることに奔走。しかし2006年総務省に戻ることになりますが、馴れ親しんだ箕面の地と、地方自治の仕事を志して、2008年3月総務省を退職。そして 箕面市長選に出馬 なんと23,217票を獲得し2008年8月に第15代箕面市長に就任。しかも就任時は34歳2ヶ月で当時は全国最年少市長として話題になります。そして就任後2年を迎える現在まで箕面の街を黄色のハッピで飛び回る名物看板市長として箕面の街づくりに東奔西走の毎日です。今夜は箕面の街への思いを熱く語っていただきましょう。

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おとなの文化村 (105回) 「関西・歌舞伎を愛する会」事務局長 川島靖男さん

みんなで力を合わせて 関西において歌舞伎をもっと盛んなものにし、次の世代に歌舞伎をという世界に誇る素晴らしい伝統文化を伝えていこうと結成され今年で30周年を迎えるボランティア団体「関西・歌舞伎を愛する会」事務局長の川島靖男さんです。

川島さんは 昭和19年神戸市のご出身。大阪府立西野田工業高校工業デザイン科卒業後、昭和37年、松下電器産業株式会社入社。テレビ事業部でテレビのデザインを担当。一世を風靡した家具調デザインンのテレビ「嵯峨」をデザイン。グッドデザイン賞受賞 シリーズで150万台販売の大ヒット商品となる。昭和53年、「関西で歌舞伎を育てる会」を結成し事務局長に就任。平成4年に「関西・歌舞伎を愛する会」に名称を変更する。今日まで、30年間を越えるボランティアで歌舞伎の復興に取り組む。平成14年、松下電器産業株式会社を定年退職され、平成19年、大阪芸術大学短期大学部経営デザイン学科の教授に就任。そして現在は関西・歌舞伎を愛する会事務局長の傍ら、大阪芸術大学短期大学部ビジネス学科教授、ОGIベンチャーキャピタル株式会社、取締役などを歴任。歌舞伎ファンの底辺拡大を目指して日夜頑張っておられる川島さん。今夜は「歌舞伎」にかける思いをたっぷりと語っていただきます。

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おとなの文化村 (104回) 四天王寺大学名誉教授 三島佑一先生

さて今夜のお客様は生粋の大阪人で大阪を愛して止まない大阪は日本のハートであると主張し続けておられる四天王寺大学名誉教授の三島佑一先生です。

三島先生は昭和3年(1828年)大阪のど真ん中 、船場は道修町の生薬問屋に生まれます。集英小学校~旧制北野中学~旧制浪速高等学校そして大阪大学付属薬学専門部をへて京都大学文学部国文科をご卒業。 82歳の現在も四天王寺大学名誉教授として週1回の講義を続けていらっしゃいます。また大学での講義の傍ら 生まれ育った地域の文化を後世に伝える「船場大阪を語る会」会長やくすりの道修町資料館道修町ゆかりの人々コーナー企画顧問などわが町大阪にこだわった様々な活動をされています。主な著書としては 「船場道修町薬・商い・学の町」薬の大阪道修町今むかし」 「谷崎潤一郎と大阪」「堀辰雄の実像」「詩集・裏の自画像」歌文集「山河に涙す」 「谷崎・春琴なぞ語り」「昭和の戦争と少年少女の日記」小説「 あの日は再び帰らず」 他多数、そしてこのたび 「大阪オーラ~日本を予見する日本のハート」とタイトルされた一冊を上梓 大阪は日本のハートだ・・と主張される大阪愛にあふれた内容です。今夜は この「大阪オーラ~日本を予見する日本のハート」を中心にすえて 三島先生に大いに大阪について語っていただきましょう。

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