おとなの文化村 (103回) 日本音楽ヘルパー協会代表 織畠匡子さん

さて今夜のお客様は 音楽を通して、「障がいを持つひとと持たないひと」また若者と高齢者の間にある「世代間」という様々なバリアをとりはらいバリアフリーな世界を実現するための音楽コンサートをプロデュースされている、日本音楽ヘルパー協会代表の織畠 匡子 さんです。

織畠さんは福岡県出身。福岡教育大学音楽科卒業。指揮を故安永武一郎さん、ピアノを故岡本喜久子さんに師事し学生時代よりたくさんののイベントやコンサートを企画・構成されてこられました。 そして大阪・寝屋川での主婦生活のなかから様々な音楽サークルがうまれ、平成9年(1997年)11月に開催された「ふれ愛ピック大阪(第33回全国身体障害者スポーツ大会)」に仲間たちと参加し、これが、大規模な最初の音楽ヘルパー活動となりました。そして現在は日本音楽ヘルパー協会代表、そして自らの理想を現実のものとするために作られた「サモックホール」館長として音楽ヘルパーとしてのknow howを次世代へと伝えるために各種講座の講師を務めるなどバリアフリーの世界を具体化するために日々活躍されています。今夜は8月に開催予定のバリアフリーを実現させるための音楽コンサート「2010 そうるミューッジクライブ」のお話を中心に日々の活動についてお話いただきます。

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おとなの文化村 (102回) 貴布禰神社の宮司 江田政亮さん

今夜のお客様は 尼崎の地で1000年以上の歴史をもつと言われる貴布禰神社の宮司さん 江田政亮(エダマサスケ)さんです。

江田宮司は昭和44年尼崎のお生まれ、ご実家は先ほどご紹介しました 歴史ある貴布禰神社にもかかわらず 何故か学生生活は関西学院中学部そして高等部、関西学院大学というキリスト教の学校での10年間・・しかも高校・大学時代は 花形スポーツのアメリカンフットボール部に所属し楕円形のボールを追い続ける青春時代を過ごされます。そして卒業後は アメリカンフットボールの経験を生かして産経新聞社に入社し、サンケイスポーツに配属され2年間 アメリカンを中心にスポーツを追いかける記者生活を体験。しかしお父様がなくなられた後、平成5年11月から貴布禰神社第17代宮司として奉職され 現在にいたっています。そして神社の宮司としてのお勤めの傍ら現在、地域FM局FMあまがさきにおいて「8時だヨ!神さま仏さま」というタイトルの 僧侶と神主が二人で語り合うというユニークなラジオ番組ののDJとしても活動中です。今夜は歴史ある神社と尼崎のまちについてそして ラジオDJ稼業についても語っていただきましょう 。。

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おとなの文化村 (101回) 石原時計店の取締役社長 石原実さん

さて今夜はおっちゃんらのご挨拶のなかでもありましたが昨日6月6日が「時の記念日」と言うことで関西屈指の老舗時計店である 石原時計店の取締役社長、石原実さんにお越しいただきました。

石原時計店は弘化3年(1846年)の創業ということでなんと明治維新から22年も前に遡る歴史ある企業です。石原社長は その石原時計店の4代目として昭和3年(1928年)に大阪池田でお生まれになり、第二次大戦の終戦直前に、当時の大阪工業専門学校、現在の大阪府立大学工学部精密機械科に入学。そのあと昭和23年(1948年)には大阪大学文学部に再入学。精密機械から英文学に方向転換されます。そして大学卒業後石原時計店に入社され昭和29年(1954年)に4代目社長に就任され現在まで60年近い間、社長業を続けておられます。現在は社長業の傍ら 趣味の切手収集に関係して有馬温泉にある財団法人切手文化博物館の理事長や時計コレクターの国際団体である全米時計収集家協会の会員などを歴任されています。今夜は164年という長い時間の中で培われてきた老舗のお話をたっぷりと伺いたいと思います。

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