おとなの文化村(626) 大阪市立磯路小学校校長 糸井利則さん

今夜のお客様は「大阪市立磯路小学校校長」、糸井利則さんです。

糸井先生は1961年大阪市東住吉区生まれ。東住吉高校から大阪教育大学に進学。在学中に自転車で日本一周、その延長で石垣島から台湾に渡り初海外を経験。翌年、自転車台湾一周の時に、日本人がいないのに日本語で生活している村に出会い衝撃を受け、卒論のテーマを「台湾に残る日本語」と決め、休学して台湾に留学、タイヤル族の家にホームステイをしました。卒業後、奈良県吉野郡川上村で小学校講師を1年、翌年1988年はソウルオリンピックのため韓国へ1年留学。帰国後、大阪府立泉大津高校で古文現代文の講師をつとめた後、アメリカテネシー州の日本人学校補習校現地採用で渡米。2年後、ニューヨークへ出てウェイターをしながら大学院入学準備、1993年、ニュージャージー州立大学修士課程入学、観光ガイドをしながら1995年に修了。1996年中南米一周後帰国し、八尾市立大正中学校で国語科講師を務めました。そして結婚、大阪市教員採用試験合格、1997年には長男誕生と人生を歩み、大阪市立池島小学校に新任教員として着任。平野小学校、真田山小学校を経て敷津小学校教頭に就任、2016年から敷津小学校校長を務め、今年2020年、磯路小学校校長に転任されました。この間、コロナウイルス感染拡大による学校の一斉休業を受け、3月4日から休校中の子どもたちにyoutube動画配信「がらがらボイス」をスタート。新任校でも緊急事態宣言の4月8日から5月31日まで第二期がらがらボイスを続けて来られました。学校再開のいまは週一回のペースで配信をつづけている糸井校長、今日は「大人の文化村スタジオ」から配信していただく予定です。

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おとなの文化村(625) 大阪大学教授 橋爪節也さん

今夜のお客様は大阪大学教授「橋爪節也」さんです。

橋爪さんは1958年、大阪島之内のお生まれ。東京芸術大学美術学部、大学院美術研究科を終了後、東京芸術大学助手を経て大阪市立近代美術館建設準備室主任研究員をつとめ、現在は大阪大学社学共創本部教授、総合学術博物館・大学院文学研究科を兼任されています。近世・近代の美術史を研究、「モダン道頓堀探検」「モダン心斎橋コレクション」「大大阪イメージ」「戦後大阪のアヴァンギャルド芸術」など多数の大阪に関する著作をはじめ、企画展の監修、ドラマの時代考証なども手掛けられています。今夜は最新刊の「橋爪節也の大阪百景」「商業デザインにみる大大阪~大正・昭和レトロチラシ」など、お伺いしたいと思います。橋爪節也さん、この番組が始まった2008年7月にご出演いただいてから12年ぶりのご登場です。

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おとなの文化村(624) ファッションデザイナー 高島克子さん

今夜のお客様は「お洒落で機能的」をコンセプトに帽子、ヘッドドレスなどの商品プランニング・制作、着物柄デザイン・友禅小物・イラストレーションからファッションデザインまでトータルに提案する「エイフレッシュ」代表、デザイナーの高島克子さんです。

高島さんは1959年千葉市のお生まれ、オリンピック直前にお父様の転勤で岡山県に転居、その後高校時代まで岡山で過ごされました。1979年、京都女子大学短期大学部家政科被服専攻卒業、製鉄メーカー事務職を経験後1981年、ハウスデザイナーとしてアパレルメーカーに勤務。1992年、サンフランシスコへ留学、City College of San Francisco 卒業。1997年、帰国後はファッションデザイナーと英会話講師の2足のワラジを履きながら、2004年、産能大学(現:産業能率大学)経営情報学部を卒業。2012年、Afresh(エイフレッシュ)を創業、2017年には『克子』ブランド立ち上げ、帽子と着物をコーディネートしたファッションショーを中之島公会堂で開催。産業能率大学・自由が丘産能短期大学、創造社デザイン専門学校で非常勤講師をつとめながら、5月末「着物で紡ぐ日本の歴史」蛇腹本2冊組みを完成し、8月から毎月第二土曜日に株式会社和の心サロンにて講座を開始する予定の高島克子さん。今夜は「着物で紡ぐ日本の歴史」本への思いとともに、多彩な人生を振り返っていただきたいと思います。

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