おとなの文化村(568) 「武蔵」映画監督 三上康雄さん

今夜のお客様は2013年以来5年半ぶりのご出演、映画監督の三上康雄さんです。

三上康雄さんは1958年大阪市東区、現在の中央区の生まれ。11歳のときに8ミリカメラを購入したことが映画の道へのスタートとか。その後4本の8ミリ映画を制作しながら近畿大学経営学科を卒業、家業の「ミカミ工業株式会社」に入社。16ミリ映画の製作、ハーフマラソン完走などを楽しみつつ、製造部長、専務取締役をへて2001年43歳で代表取締役社長に就任。2011年、三上さんはM&Aで全株式を売却、本格時代劇映画を製作する三上康雄事務所を設立。2013年、日本映画監督協会新人賞にノミネートされた「蠢動(しゅんどう)」を発表されました。そして今年、史実に基づくオリジナルストーリーで、オールロケ、リアルな殺陣の「本物の武蔵」に徹底的にこだわった作品「武蔵」を完成。5月25日から北海道から九州まで全国でロードショー公開が始まりました。小次郎役に松平健をはじめ、目黒祐樹、水野真紀、若林豪、中原丈雄、清水綋治、原田龍二、遠藤久美子らのベテラン、武蔵役には細田善彦らが出演。過去、誰もが描かなかった「本物の武蔵」の映画をとことん体感してくださいと熱く語る三上康雄監督のご登場です。

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おとなの文化村(567) 南河内万歳一座 内藤裕敬さんと鴨鈴女さん

今夜のお客さまはまたまたお越しいただきました「南河内万歳一座」座長の内藤裕敬さんと、初めてお越しいただく旗揚げメンバーの鴨鈴女さんです。

内藤さんは1959年栃木のお生まれ、1979年大阪芸術大学舞台芸術学科に入学、翌1980年10月、大学の仲間と「南河内万歳一座」を結成、唐十郎さんの「蛇姫様」で旗揚げ公演。鴨鈴女さんは大阪府池田市のご出身、大阪芸術大学2回生の時、内藤さんからスカウトされて旗揚げ公演「蛇姫様」に参加。その後の「南河内万歳一座」作品に出演するほか、唐組、MOTHER、空晴など、多くの劇団に客演、新橋演舞場の喜劇公演にも出演するほか映画やテレビ、CMにも活躍されています。関西小劇場界を牽引してきた南河内万歳一座は、来年2020年に劇団創立40周年を迎えます。昨年度から始まった「創立40周年へむけたカウントダウン企画」、いよいよ代表作「~21世紀様行~唇に聞いてみる」を23年ぶりに再演することになりました。すべてが東京一極集中の中、大阪の地で「劇団」にこだわって活動し40年継続してこれた意味を再確認し、2020年東京オリンピックを自身へのカウントダウンととらえる様々なニュースを発信する南河内万歳一座。今夜は6月6日から始まる東京公演、大阪公演を前に39年の歴史を歩んだお二人から再演にかける思いを語っていただきます。

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おとなの文化村(566) 講談師 旭堂南陵さん

「おとなの文化村」は7月で11年を迎えるます。1回目のゲストが講談師の旭堂南陵さんでした。そして100回目を迎えた時も旭堂南陵さんを迎えて番組について語り合いました。今夜はアーカイブを振り返って第100回のゲストコーナーを再びお届けします。

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