おとなの文化村(538) ギタリスト 森俊樹さん

今夜のお客様はFM OH!のあるビル湊町リバープレイスでブルーズギター&スライドギター教室をやられているギタリストの森俊樹さんです。

森さんは1960年、大阪の生まれ。兄の影響で小学5年の時からギターを弾き始められます。中学の頃にB.B.キング、マジック・サム、オールマン・ブラザーズ・バンド、そしてウエストロード・ブルーズバンドなどのレコードを聴き、ブルーズ&スライドギターの魅力にとり憑かれます。高校時代に兄と結成したブルーズバンド『真一郎ブラザーズ』で初めてステージに立たれます。その後も兄と活動を続け、偉大なブルーズマスター“塩次 伸二”氏から当時「富田林のマムシ兄弟」と命名されます。そしてトリプルギター&ツインドラムへと進化させ、バンド名も『Sticky Swell(スティッキー・スウェル)』と改める。オールマン・ブラザーズ・バンドやレイナード・スキナードなどの曲を演奏し、バーボンハウス2Daysライブ出演や関西の人気都市情報雑誌“Lマガジン”の人気投票において第1位を獲得するなどバンド活動は順調でしたが、1984年に惜しくも解散。以後は、『大上留利子バンド』等を経て、現在は日本を代表するブルーズマン永井““ホトケ”隆とのデュオ『Blues Paradise』、田中晴之との『Perfect Blues Duo』そして『森俊樹BAND』等で活動中です。今夜はブルーズ大好きな、のぐったんもワクワクする関西のブルーズ事情をお聞きし、近々出演されますライブを紹介して頂きます。

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おとなの文化村(537) 空間芸術家 川崎由貴さん

今夜のお客さまは「花を使って日本の原風景を表現する空間芸術家、川崎由貴さん」です。

川崎さんは岡山県のご出身、川崎由貴花事務所を主宰。京都の玄関口として有名な「ホテルグランヴィア京都」にてロビーのおもてなし花を担当して丸12年。毎年クリスマスやお正月には長蛇の列ができる記念スポットとして知られています。「京都発世界へ」という理念のもと、主役が際立つ空間美を創り上げ、世界各国から来日するVIPのお迎え花も担当。2014年にはパリのユネスコ本部でも展示。2017年、2018年スリランカで開催されたJAPAN EXPOで華道、茶道の部の空間演出を担当、「花を使った和の伝道師」として活躍の場を世界に広げられています。また昨今は、リーダーに必要な要素はいけばなの中にあるとの想いから、いけばなを使った「ビジネスリーダースキルアップ講座」を開講。数多くの業界著名人が参加されています。今回は、「国内そしてインバウンドのお客さまに、日本文化を気軽に体験していただこうと5人のメンバーで立ち上げた『和心ラボ』のお披露目として、来る11月7日から9日にかけて大阪で開催される「クールジャパンフェスディバル2018~日本の魅力発信~」の概要など、ホットな話題とともにお伺いしたいと思います。

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おとなの文化村(536) 旭堂南龍襲名・真打昇進披露 旭堂南青さん

今夜のお客様は来る11月10日、旭堂南龍襲名・真打昇進披露講談会を開催される講談師、旭堂南青さんです。

旭堂南青さんは1980年(昭和55年)38才。大阪府立東住吉高校芸能文化科、近畿大学文芸学部卒業後、2004年(平成16年)旭堂南左衛門に入門。2008年、NHK「ドキュメント挑戦」に若手講談師として出演。その後、ケーブルテレビ「K-CAT」、奈良テレビ等でレギュラー出演を務めるなど活躍。2014年にはフランスパリ日本文化会館で「フランス語南京玉すだれ」で好評を得ます。また、母校東大阪の縄手南中学校で「国語」「社会」の授業で「日本人として身につけなければならない、礼節・教養を講談を題材に分かりやすく伝えるために教壇に立つなど意欲的な活動を続けておられます。明治期に活躍した人気講談師「南龍」の名を継ぎ、上方講談界では27年ぶりの真打昇進となる「披露講談会」を前に、今夜はその思いをたっぷりと語っていただきたいと思います。

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