Category: ゲスト紹介

おとなの文化村(786) 「ECLIPSE」写真家 野波 浩さん

今夜のお客様は9月に新刊写真集「ECLIPSE」を出版される写真家、野波浩さんです。

野波 浩さんは1954年島根県のお生まれ。大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ専門学校)を卒業後、印刷会社の写真スタジオに勤務。1974年に独立しスタジオ・ノア設立、大阪を拠点として広告写真を中心に活動を始めます。フィルム時代から多重露光、モンタージュ、コラージュなど様々な技法を用いて自らの世界観を写真に表現し続け、デジタル写真に移行してもそのスタイルは変わることはありません。その傍ら、学生時代から日常的にスナップ写真へ取り組むライフスタイルを継続しているという野波さん。1993年 処女作品集「ABYSS」を契機に、1995年 人気ビジュアル系バンLUNA SEA写真集「ZOE」、1999年江角マキコ写真集「E-MODE」、2005年「MOUSA」、2011年 衣装デザイナー竹田団吾作品集「MASTER of THE FANTASTIC COSTUME」など多くの写真集を発表。ふとした縁で「劇団☆新幹線」(いのうえ歌舞伎)の宣伝ビジュアルを中心に手掛け、2015年「劇団☆新幹線35周年記念写真集「婆娑羅」を刊行されました。今夜は、9月23日にホワイテイ梅田にオープンするポップアップストア「野波浩ミュージアム」、この秋オープンする「扇町ミュージアムキューブ」で開催される野波浩写真展「ELEMENTS」、劇団☆新幹線43周年興行など、最新情報をお伺いしたいと思います。

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おとなの文化村(785)  原爆句集『広島』を歌う「朗読モノオペラつなぐ」オペラ歌手 小暮沙優さんです

今夜のお客様は原爆句集『広島』を歌う「朗読モノオペラつなぐ」のオペラ歌手の小暮沙優(こぐれ さゆ)さんです。

小暮さんは東京都出身。東京藝術大学卒業、同大学大学院修士課程修了。昭和音楽大学大学院博士後期課程修了。博士号(音楽)取得。二期会オペラ研修所第58期マスタークラス修了。2018年にソプラノ・ドラマティコ・ダジリタに転向。以来、ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスなどの作品を中心にレパートリーを広げられます。特にブリュンヒルデやトゥーランドットは、メトロポリタン歌劇場をはじめ国際的な歌劇場の音楽スタッフから非常に高い評価を受けられています。昨年の夏、広島の民家から、68年前、昭和30年に刊行された、原爆合同句集『広島』が大量(500冊)に発見されました。著名俳人から、被爆後いく日か後に亡くなった10歳の少女まで545人、1,521句が収められていました。尼崎に本拠を置く「里」という俳句同人誌で50歳以下の若い俳人たちに読後感を書いてもらう特集においてソプラノ歌手の小暮沙優さんが震えながら句集を読んだあと、「この俳句群に曲を付け、私という〝楽器〟を通して歌う」と決意されました。自分の声を、肉体を、精神を媒体として、己の逡巡も、震えも、弱さも媒体として、この幾百の句を伝える行動を、声楽家として始めねばなるまいと考えるようになられたのです。それが、「朗読モノオペラ つなぐ」の公演です。原爆投下という凄惨な事実は、被爆者の高齢化などに伴い、残念ながら風化しつつあります。小暮さんは、市井の民の一人として、音楽を愛し、言葉を大切にする者の一人として、この夏、句集『広島』を 広島・神戸(8/4阪急六甲・音楽ホール里夢)・東京 で歌われます。本日は「おとなの文化村」のスタジオに小暮さんに来て頂き、モノオペラの出演・企画・構成・作曲についてお話頂きます。また、この句集を小暮さんに紹介した、里俳句会の代表・島田牙城さんにも加わっていただきます。

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おとなの文化村(784) 指揮者“ホリヤン”こと 堀俊輔さん

今夜のお客様は、日本全国をまたにかけて活躍中の指揮者。今は亡き「カラヤン」を目指して名称は“ホリヤン”こと堀俊輔さんです。

堀さんは1950年大阪市生まれ、20歳で早稲田大学英文科に入学し、24歳で卒業。大学卒業の年に粟おこしやだった家業が倒産。長男として再建に邁進し、27歳までめちゃくちゃ働いていたある日、鏡を見ると疲れた顔に頭も薄くなっており、もう一度音楽をやろうと思い東京芸術大学作曲科に入学。この時、コーラスクラブの交流で知り合った奥さんと結婚。30歳で男の子も出来て生活がかかってた時に指揮科に再入学し卒業。1987年東京交響楽団に入団。1990年副指揮者として東響特別演奏会で正式デビュー。1991年東響世界ツアーに同行、同時にニューヨーク州シラキュース響定期公演も指揮し、米国デビューを果たします。1994年オラトリオ東京を創立。1998年文化庁在外研修員としてメトロポリタン歌劇場でレヴァイン、ゲルギエフの下で更に研鑽を積みます。2001年サンクトペテルブルク音楽祭、2003年プロコフィエフ国際指揮者コンクール審査員、2004年リスボン市響客演などロシア、ヨーロッパへも活動範囲を広げていらっしゃいます。2006年シュトットガルト・バッハ・アカデミーにおいて指揮者部門最優秀賞。東京交響楽団クリエイティブアドヴァイザー、指揮者など、中部フィルハーモニー交響楽団正指揮者・音楽主幹を経て、現在、日本全国をまたにかけて活躍中の指揮者です!著書に「ヘルベルト・フォン・ホリヤンのモーツァルトは振るべからず」「こんな僕でも指揮者になれた」「ヘルベルト・フォン・ホリヤンの本日も満員御礼!」が有ります。そして、なんと夕陽ヶ丘高校を卒業されており、のいりん、のぐったん任ちゃんよっさんとは同窓生、さて、どんな話に?イヤイヤどんなハーモニーになるのか楽しみです!

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