Posts tagged: 2011/09

おとなの文化村 (169回) スポーツキャスター 西澤暲さん

今夜はわたしたち放送業界の生き字引・・とでもいえるでしょうかおそらく現役最高齢スポーツキャスターの西澤暲さんです。

西澤さんは1934年(昭和9年)神戸市生まれの77歳。この6月に喜寿を迎えられた現役スポーツキャスターです。1953年(昭和27年)関西学院大学に入学され、当時できたばかりの放送研究会に入部・・学業そっちのけでアナウンサーになるための努力の毎日 そして3回生の時には学生でありながら 主に大手広告代理店電通大阪支社のラジオ・テレビ局に所属して、数多くの番組に出演。そして1958年(昭和33年)大学卒業と同時に、開局直前の「ラジオ大阪」に局アナ一期生として入社、スポーツ番組で主に活躍したのち、昭和36年に名古屋の中部日本放送(CBC)からの強い要請を受けて移籍されたのち、1968年(昭和43年)神戸に戻り、サンテレビ、ラジオ関西を中心に、プロ野球・バレーボール・アメリカンフットボール・陸上競技など35種目余の実況を担当。日本では稀な、喜寿を迎えるも現役を務めるスポーツキャスターです。西澤さんは 四歳の頃に親戚の大人に「大きくなったら何になりたいの」と聞かれた際に、「相撲放送のアナウンサーになるんだよ」と答えて、周囲をビックリさせたそうですが、「三つ子の魂百までも・・・・」なのでしょうね。初心を忘れず今日までマイクの前で元気に頑張っていらっしゃいます。またその技術を後世に残そうとアナウンサー養成学校の講師や神戸新聞文化センター(KCC)の講師として教壇にたっていらっしゃいます。今夜はラジオ創世期から現在までをマイクを通じて見続けてこられた、その半世紀の歴史を語っていただきます。

これに関連する記事

おとなの文化村 (168回) 上方文化評論家 福井栄一さん

今夜は上方文化評論家とゆーユニークな肩書きを持つ新進気鋭の文化人 福井栄一さんです

福井さんは1966年大阪府吹田市生まれの45歳。京都大学法学部そして大学大学院法学研究科修了業後、某大手銀行に就職されますがある日、目にした上方舞吉村流五世家元・吉村雄輝夫師の至芸に衝撃を受けて辞表を提出。エリートビジネスマンの道をすて世界初の「上方文化評論家」として独立。上方の歴史文化や芸能に関する著作を次々に発表するとともに、上方文化の語り部として活躍する道を選ぶことになります。上方の芸能 とりわけ、人生を変えるきっかけとなった上方舞や地歌への想いと造詣の深さは、他の追随をゆるさないものがあり 上方の歴史、習俗、ことば、文化に関する講演・執筆・評論・テレビやラジオ出演などで大活躍。その独特の語り口は、「福井節」として各方面で人気を集めていらっしゃいます。今夜は 福井ワールドをたっぷりと語っていただきます。

これに関連する記事

おとなの文化村 (167回) 森下仁丹代表取締役 駒村純一さん

今夜は創業以来110余年、大阪発祥の老舗百年企業のひとつ、森下仁丹株式会社の代表取締役社長、駒村純一さんです。

駒村さんは1950年うまれの61歳歳、東京は神田のご出身でチャキチャキの江戸っ子。しかも中学からのバリバリの慶応ボーイ慶應義塾大学工学部応用化学科卒業されたあと1973年三菱商事株式会社に入社され以来30年間を主に化学品を扱う商社マンとして活躍されます。そしてその間に14年間はイタリア勤務その他短期の欧米勤務を加えると都合20年間を海外で過ごされた国際派ビジネスマン。そして縁あって2003年に森下仁丹株式会社執行役員として入社されれ2006年に代表取締役社長に就任。現在に至っておられます。趣味はなんと言ってもイタリア駐在時代にはまったクラシック鑑賞やスポーツ観戦 そしてビジネスマンの基本であるゴルフなど多彩。今夜は大阪の老舗企業の舵取りを任された江戸っ子。ビジネスマンの奮闘の日々をお伺いします。

 

これに関連する記事

1 / 212

WordPress Themes