Posts tagged: 2012/03

おとなの文化村 (193回) 企業コンサルティング出藍社 松崎光弘さん

今夜は人と企業と地域をつなぐ人材育成コンサルティングの会社、株式会社出藍社、代表取締役松崎光弘さんです。

松崎さんは1965年大阪入舟町(いまの新今宮あたり?)生まれ。府立住吉高校を卒業後神戸大学に入学。同大学の大学院博士課程修了学術博士となる。当時はコンピュータシミュレーションによる地震予知を専門に研究されていて 阪神淡路大震災より前に近畿地方での内陸型大地震発生の可能性を英国の王立学士院(Royal Society)で発表されたそうですがあまり話題にならなかったそうです。そして短期大学の講師、助教授を経て1999年34歳にして南大阪大学(現太成学院大学)経営学部教授に 就任されますが「就職が大学教育のゴール」みたいになっている状況に飽き飽きして教育の世界から離れることにそして2006年大阪府立青少年会館の民間出身初の館長に、ここでは地域や社会にイノベーションを起こせる人の「生態系」をつくる活動に取り組まれ チャレンジプロデューサーの称号を得られますが すぐに青少年会館が廃止の憂き目に・・そこでやむなくチャレンジコミュニティ関係の事業を自力でやることにするための会社出藍社を自ら設立。企業コンサルティング、企業研修:管理会計を活用して、利益をしっかり上げられるオペレーションができる社員の育成やNPOの中間支援組織のコンサルティングなどに携わっておられます。今夜は震災から1年がたった東北地方を舞台にいま手がけられている単に復興というだけではなく、みんながビジネスとしてしっかり稼ぎが生み出せるためのプロジェクトについてもお話を伺います。

 

これに関連する記事

おとなの文化村 (192回) 魚すき丸萬の九代目 後藤英之さん

今夜は、ただいま道頓堀中座くいだおれビル1階の諸国漫遊いつびり庵において好評開催中の大阪道頓堀150年の味をいまに引継ぐ魚すきの「丸萬」の展示会イベント「ひさしぶりにもどりまし展 丸萬本家リターンズ」にちなみまして丸萬本家の九代目であり現代美術家でもある後藤英之さんにお越し頂きました。

後藤さんは昭和37年大阪の食の老舗魚すきの「丸萬」の九代目に生まれた49歳。八代目のお父様も家業の傍ら画家としても活動されており、その影響なのか高校は大阪市立の工芸高校図案科に進学。卒業後は多摩美術大学美術学部に入学。大学院の研究生終了後は大阪にもどりデザイン系の専門学校での講師や環境アートディレクターとして活躍され、画家・彫刻家としての個展を開催されてます。自らのアーティスト事務所ではる「後藤英之事務所」を設立。以降は造形作家、画家、彫刻家としての活動が中心となり平成8年には13回咲くやこの花賞美術部門を受賞されたり、平成16年にはクリスタ長堀フィッシュ広場の壁画レリーフが大阪市環境アメニティ表彰を受けるなど、主にパブリックアートの世界で今日まで活躍されています。そしてアーティスト活動の傍ら現在は中央区に移転している「丸萬」の九代目としても忙しい日々をおくられている後藤さんです。今夜は「丸萬」150年の歴史とご自身のアーティストとしての日々を語っていただきます。

これに関連する記事

2 / 212

WordPress Themes