Posts tagged: 2013/08

おとなの文化村(269回) 道頓堀ホテルの常務取締役 橋本明元さん

今夜はここしばらくこの番組が力をいれているテーマのひとつ『観光』のジャンルでイマ話題の脅威の客室稼働率90%、外国人宿泊者率も90%を誇る、いま話題のホテル『道頓堀ホテル』の専務取締役、橋本明元(ハシモトミンゲン)さんにおこしいただきました。

橋本さんは1975年大阪うまれの大阪育ち、38歳。お祖父さんが中国からに日本にわたり立ち上げたのがいまの道頓堀ホテルの前身で生まれた時は、家にお金がなく、会社の事務所の部屋で家族でそろって生活していたとか小学1年生の時に国籍を日本に変え、王明元から橋本明元に名前が変わる。そして中学から大学までを一貫校ですごし、受験がなかった分、自分の人生についてゆっくりと考えることが出来た橋本さん。大学卒業後は周りからは道頓堀ホテルへの入社をすすめられるもあえて他の福祉関係の企業に入社。そして社会人2年目の時に、自分のルーツである中国の揚州を親戚と一緒に見に行きおじいさんの故郷を見た時に感動して心が震え、おじいさんが苦労して作り上げたこの会社に初めて愛着を覚えた橋本さんはその後道頓堀ホテルに入社。しかしそのときは会社の中に居場所がなく一念発起して中国に留学。現地のホテルで4年間修行したのち帰国。そしてそのときの体験をもとに道頓堀ホテルのイメージをかえる様々なアイデアを打ち出して話題のホテルに生まれ変わらせた橋本さん。今夜はそのユニークなホテル経営の秘密を語っていただきます。

 

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おとなの文化村(268回) 阪南大学国際観光学部教授  松村嘉久先生

今夜は先週に引き続き西成区シリーズ第2弾。今年度「なにわ大賞」の受賞者阪南大学国際観光学部教授の松村嘉久先生です。

松村先生は1966年大阪生まれの46歳。専門は観光地理学,現代中国研究など・・学生時代から旅の魅力にとりつかれ,アジアを中心に旅して見聞を深めたおかげで大学を卒業するのに9年かけられ,この記録はいまだに破られていないとか、そして、研究者の道に入り、1998年に大阪市野宿生活者調査に参加してから,大阪市西成区のあいりん地域での活動に関わっていかれます。2005年春には、あいりん地域の簡易宿所の経営者らと大阪国際ゲストハウス地域創出委員会を立ち上げ、あいりん地域の安い宿泊施設へ外国人旅行者を誘致する活動を展開。2009年春には主に外国人個人旅行者を対象とした。新今宮観光インフォメーションセンターをゼミ生らと立ち上げ、あいりん地域の国際観光振興でいちびり精神を発揮。先生の教育のモットーとしては、現場と共に育つと書く「現場共育」をキーワードに 学生たちと一緒に現場へ入り現場の課題の解決を目指し実践を積み重ね、新今宮や阿倍野の観光まちづくりをリードされている松村先生。今夜は「現場共育」の本音を語っていただきます。

 

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おとなの文化村(267回) 大阪市西成区長 臣永正廣さん

今夜は昨年8月に大阪市の公募区長として西成区長に就任されてちょうど1年の臣永正廣(トミナガマサヒロ)さんにお越しいただきました。

臣永さんは 1954年6月、徳島生まれの59歳高校生までは地元徳島で過ごし、日本大学卒業後、広告代理店を経て編集記者に・・主に、週刊朝日をはじめ週刊文春、週刊新潮などでフリーライターとして取材執筆活動をしていた臣永さん記者時代は、他人と同じ記事を書いていても売れないと考え、当時危険と言われた戦争終結後のベトナムをバイクで横断取材を敢行するなど行動派の面目躍如そして縁あって、生まれ育った地元徳島・那賀川町の町長に就任 2期7年勤め上げるも、阿南市への編入合併であえなく失職 その後徳島大学病院長の特別補佐(広報担当)として医療の現場とメディアをつなぐ仕事に携わられた後、大阪市が実施した区長公募に応募され縁もゆかりもなかった西成区にやってきた臣永さん今夜は、就任後まる1年を迎えられた臣永区長に、この1年をふり返っていただき、またこれからの1年を熱く語っていただきます。

 

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