おとなの文化村 (125回) アルミ箔加工メーカーの社長、木村裕一さん

今夜のお客様は創業以来80年の歴史を刻む大阪の老舗アルミ箔加工メーカーの三代目社長、木村裕一さんです。

木村さんは1951年 本社のある大阪ミナミ二つ井戸のお生まれの筋金入りのミナミっ子。1975年関西学院大学を卒業後 家業を継ぐための丁稚奉公として東洋アルミニウム㈱に就職 そしてしばらくのサラリーマン生活ののち実家に戻り1987年に三代目社長に就任。初代創業時からの家訓である「よそとちゃうことせなあかん」を新しいビジネスに乗り出す時、壁にぶち当たった時など、仕事をしていくなかで迎えるさまざまな局面で思い出し、自らを奮い立たせてきた木村さん。1980年代後半からはアルミ箔に加え、フィルム、紙の加工・製造にも進出し1996年には電子レンジ対応のお弁当用フィルムケースの生産に着手し大手のコンビニエンスストアのお弁当の資材として大ヒット。また2006年にはケーキのアルミカップからインスパイアされ、ケーキそのものを作る会社「きむら菓子製作所」を立ち上げ、ケーキ屋さんの社長にもなってしまいました。「よそとちゃうことせなあかん」の家訓をいつも心にユニークな発想や独自性を忘れず、創意工夫とチャレンジ精神で21世紀の「新しい」を発信し続けている木村さん、今夜はそのバイタリティの秘密を探ります。

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