おとなの文化村 (133回) 開高健展実行委員会 福岡美彦さん

今夜のお客様は来る2月11日から難波パークスにて開催されます 大阪が生んだ偉大な作家の一人である「開高 健」にスポットをあてたイベント大阪市立大学創立130周年記念「生誕80年 大阪が生んだ開高健展」の実行委員会から福岡美彦さんにおこしいただきました。

開高健は1930(昭和5)年に大阪に生まれ、1953(昭和28)年に大阪市立大学法文学部を卒業しました。卒業後は寿屋(現サントリー)で斬新なコピーを量産する一方で創作活動にいそしみ、1958(昭和33)年に『裸の王様』で第38回芥川賞を受賞しました。その後も、ルポやドキュメンタリー、釣り文学の書き手としても新しい地平を開き、『ベトナム戦記』『オーパ!』などの数々の名作を世に送り出しましたが、1989(平成元)年、食道がんのため、58歳の若さでこの世を去りました。そして没後20年をきっかけに、今また開高文学の再評価の動きが活発になっており 母校である大阪市立大学において彼の生誕80年を迎えるのを機に、人間・開高健をはぐくみ、その作家精神を醸成させた「開高の大阪」に光を当てて、その業績を振り返るプロジェクトが立ち上げあれました。今夜は実行委員会から福岡さんにおこしいただき、このプロジェクトについてお伺いします。

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