おとなの文化村 (088回) 直木三十五の記念館館長 小辻昌平さん

今夜は文学界の最高の賞の一つ直木賞にその名を残す大正の末期から昭和初期にかけて活躍した大阪出身の作家直木三十五の記念館館長の小辻昌平さんにお越しいただきました。

小谷さんは1963年大阪府大東市生まれ。関西大学を卒業学生時代には「あしなが学生募金事務局」局次長を務め、近畿地区で交通事故などで親を亡くした子どもたちを支援する「あしなが運動」に力を注ぎます。そして卒業後は東京でメーカーに勤務、バイオ・食品分野でマーケティングに従事しますが 1995年細川連立政権誕生時に大学の恩師である山本孝史衆議院議員の公設第一秘書となり、新進党の解散まで国政に裏方として関り続けます。しかしその後サラリーマン生活に戻り エコロジー洗剤で有名な大阪の洗剤メーカーに勤務 そして勤務の傍ら市民参加型ミュージアム「直木三十五記念館」の設立準備に参加し、ついに2005年2月に直木三十五記念館開館に漕ぎ着けます。現在は洗剤メーカーで総務・法務を担当し、CSRについて取り組む傍ら、直木三十五記念館事務局長を務めておられる直木三十五研究の第一人者で 自称現代の町人学者だそうです。今夜は直木三十五について熱く語っていただきます。

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おとなの文化村 (087回) ライブエンターテイメント推進協議会 小原啓渡さん

今夜は 演劇・落語・音楽などジャンルを問わず 関西一円のステージの当日券を販売する窓口となる「TTC」をいよいよ今日3月1日に 道頓堀にオープンさせるNPO法人ライブエンターテイメント推進協議会の理事長、小原啓渡(こはらけいと)さんにお越しいただきました。

小原さんは1960年兵庫県龍野のお生まれ、同志社大学 を中退後京都で照明技術者として舞台との関わりをスタートさせます。そして舞台技術制作の会社を興したり フリーペーパーを発行したり多くのステージプロデュースに携わるなど 様々な事業を手がけることとなります。そして1999年「アートコンプレックス1928」を立ち上げ、プロデューサーに就任。劇場プロデュースの他、「文化支援ファンド」の設立や造船所跡地をアートスペース「クリエイティブセンター大阪」に再生するなど、芸術環境の整備に関わる活動を続けてこられています。そして2006年、指定管理者として大阪市立芸術創造館の管理運営をスタート、館長に就任。また2009年には 大阪府府民文化部 参与に就任するなどアート関係のプロデューサーとして大活躍。そして ついに今日3月1日念願だったニューヨークのブロードウェイのような演劇や音楽など様々なステージの当日券を買うことが出来るシステム「TTC」をオープンさせることとなりました。

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おとなの文化村 (086回) 明るいシステム倶楽部 芦田雅弘さん

今夜は いま大阪を中心にして「明るい」というコトバをキーワードに 明るいヒト 明るい職場をつくろうとNPO法人「明るいシステム倶楽部」を作り 明るいシステムを広める活動に従事されている 芦田雅弘さんにおこしいただきました。

芦田さんは昭和15年神戸市のお生まれ。高校卒業までは 兵庫県の山奥で育ち 大学進学で大阪に・・大阪府立大学農学部を卒業後 当時の「日本住宅公団」に入社。在籍時には 神戸ハーバーランドや 関西文化学術研究都市などの都市開発事業に携わります。そして平成7年 公団を退職後関係会社にいわゆる天下り・・その後もサラリーマン生活を続ける中で この番組にもご登場いただいた「日本一明るい経済新聞」の発行人である竹原信夫さんと出会うチャンスに恵まれ「明るい」というキーワードにめぐり合うこととなります。そして平成14年には ついにNPO法人「明るいシステム倶楽部」を立ち上げ 自ら理事長に就任。明るいヒト 明るい職場 明るい大阪 明るいニッポンをつくるために 日夜頑張っておられます。

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