おとなの文化村 (073回) たる出版株式会社の代表兼編集長 高山恵太郎さん

今夜は創刊30周年をこのたび迎えた 関西発の酒の総合雑誌「ほろ酔い手帳 月刊TARU(たる)」を発行していたる出版株式会社の代表兼編集長の高山恵太郎さんをお迎えしています。

高山さんは 昭和18年生まれ、神奈川県茅ヶ崎育ち 昭和41年、早稲田大学政治経済学部を卒業後就職した先が広告代理店そして昭和45年大阪万博担当として 大阪支社に転勤となったのが人生の転機でした。そして初めての地大阪でキタやミナミを飲み歩き、お酒と大阪の街と人にほれこんでしまい 学生時代からいつか独立を・・と考えていたこともあり お酒の専門誌が他になかったことから多くのお酒の醸造に用いられる「樽(たる)」を雑誌名にして昭和54年にたる出版株式会社を設立。そして翌55年4月に第1号を発刊 以来 出版文化が育ちにくいといわれるここ大阪で お酒の文化にしぼり込んだユニークな雑誌の代表兼編集長として今年30周年を迎えた高山さんです。また たる出版では 月刊誌「たる」以外にも数々の大阪独自の単行本をおよそ200冊もてがけるなど 大阪における出版文化の向上にチカラを入れておられます。今夜は残念ながらほろよい・・とはいきませんが 高山さんに「お酒」と「ヒト」について熱く語っていただきたいとおもいます。それでは高山さん よろしくお願いいたします。

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おとなの文化村 (072回) 劇団四季 苫田亜沙子さん

劇団四季所属のミュージカルスター苫田亜沙子さんをお迎えしています。

苫田さんは生年月日は未公開 大阪吹田市の出身です。小さい頃はピアノを習っていましたが、中学生の頃、四季の『オペラ座の怪人』を観て以来、同作品の舞台に立つことを夢見て、ピアノを辞めて声楽を習い始めます。そして京都市立芸術大学音楽学部音楽学科声楽専攻卒業後2005年5月に、念願の劇団四季に入団。『オペラ座の怪人』アンサンブル役で初舞台を踏み、その後に、クリスティーヌ役に抜擢されるなど以降劇団四季の主要メンバーとして 数多くの作品に出演。
【主な出演作品】 2005年 『オペラ座の怪人』(アンサンブル/クリスティーヌ・ダーエ) 2006年 『オペラ座の怪人』(クリスティーヌ・ダーエ)『夢から醒めた夢』(マコ) 2007年 『オペラ座の怪人』(クリスティーヌ・ダーエ)『エビータ』(ミストレス) 2008年 『ウィキッド』(グリンダ)『オペラ座の怪人』(クリスティーヌ・ダーエ)『ウェストサイド物語』(マリア) 2009年 『ウィキッド』(グリンダ)『オペラ座の怪人』(クリスティーヌ・ダーエ)『ウェストサイド物語』(マリア)『夢から醒めた夢』(マコ)

そして現在大阪四季劇場で上演中の「ウィキッド」でグリンダ役を熱演中。

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おとなの文化村 (071回) 阿倍野研究家 難波りんごさん

阿倍野研究家で「天王寺蕪の会」事務局長の難波りんごさんにおこしいただいています。

難波さんは1955年大阪市出身。神戸女学院大学文学部英文学科卒業。1989年にタウン紙『おかあさんチョット…』阿倍野区版編集長を担当したのを機に郷土史の調査・研究を始め、阿倍野区の沿革や埋もれた史跡を発掘して地域情報紙などに発表。学校・地域の要請で講演活動を展開。2000年『もうちょっと知っとく?私たちの阿倍野』(新風書房)を出版 学校で地域学習に使用されるほか、地域の住民にも愛読されている。1995年大阪の伝統野菜である天王寺蕪が野沢菜の先祖であることを発表。マスコミで報道されて以来「なにわ伝統野菜」が一躍有名になり、現在は「天王寺蕪の会」事務局長として野沢温泉村との友好交流を継続中。先ごろは大阪四天王寺から長野県野沢温泉村まで520kmを23日かけてリレー方式で歩きそのルーツを探る旅を敢行。主な著書には『あべの昔話 鬼はどこへ消えた?!』(新風書房)、共著に『ごめんやす「おおさか弁」』(リバティ書房)、『大阪力事典』(創元社)などがあります。また今週金曜日には大阪を歩いて知るイベント「大阪あそ歩」の阿倍野エリアコースを担当するなど地域に根ざした活動を続けていらっしゃる難波さんです。

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