おとなの文化村(681) トラベルニュース社 斎藤義和さん

今夜のお客様は「株式会社トラベルニュース社」会長、斉藤義和さんです。

斉藤さんは1950年(昭和25年)生まれ、大阪市のご出身。大学卒業後、水産卸売業を営む家業を手伝い、経営術を学び27歳で起業。以来35年間にわたって水産卸売業と不動産賃貸業の会社を経営されてきました。60歳をこえた時、体調の問題をきっかけに不動産賃貸業に専念されます。その後、昔から興味があった近代史の舞台の探訪や、講談をはじめ上方芸能に親しまれてきました。そして5年ほど前、大阪に本社を置き1970年に創業された「トラベルニュース社」と関わるようになり、2018年10月にトラベルニュース社会長に就任。観光業界はまったくの素人でしたが、観光の懐の深さにこれまで培ってきた人脈や知識を生かそうと事業計画を推進。観光や旅行に興味を持つ一般の方を対象にした「トラベルニュース友の会」を昨年春に設立。観光業界専門紙だからこそできる旅行企画、上方芸能をメインにしたイベントなどを実施。コロナ禍で閉塞感のある一般の方々と観光業界を明るく元気にしようと活動を続けておられます。ノイリン、任ちゃんとは以前からのお知り合いという斉藤さん。今夜はともにわがまち大阪を通じて人生を語り合っていただきましょう!

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おとなの文化村(680) インテリアデザイナー 小川訓生さん

今夜のお客様は株式会社ランドスケープディグリィ代表取締役、インテリアデザイナーの小川訓生さんです。

小川さんは1948年大阪市のお生まれ。インテリアデザイナーとして、様々な建物の設計・デザイン・プロデュースを実践してこられました。大学で音響工学を学んだこともあり音楽関係での仕事が多く、大阪や仙台、旭川などでホールの建設に携わり、バイオリンスタジオ、レコーディングスタジオ、リハーサルスタジオなどの設計・デザインを数多く担当。昨今のレコードブームを予知し、レコード喫茶とセッションライブをハイブリッドさせた RECORDミュージアムをプロデュースするなど、イベントプロデューサーとしてもこれまで様々なプロジェクトにも関わり、松任谷由実さんの「YUMING SPECTACLE SHANGRILA」の発案、創生など活躍。最近では文筆も手掛け、ジャズと落語がセッションした物語「ジャズと落語の狂想曲集」を執筆し。コロナ渦で苦境に立たされている「人形劇団クラルテ」「落語家」「ジャズメン」を救済するためのプロジェクトチームを発足させ、クラウドファンディングでの取り組みを進めて来られました。今夜は、来る8月21日、天満天神繁昌亭で開催される「ジャズと落語の狂想曲~狸さい(たぬさい)~」公演について、出演される落語家、笑福亭遊喬さんにもスタジオにお越しいただき見どころ、聞きどころなどたっぷりとお話しいただきましょう。

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おとなの文化村(679) 昭和の映画絵看板、看板絵師たちのアートワーク 貴田奈津子さん

今夜のお客様はいま話題の新刊「昭和の映画絵看板、看板絵師たちのアートワーク」を企画された貴田奈津子さんです。

貴田さんは1964年、大阪市阿倍野区生まれ。洋書卸会社、ギャラリー勤務をへて1992年からフランス、パリに在住。主にフランスや欧米のアーティスト、イラストレーターのエージェント業務に携わり広告や出版の仕事に取り組んでおられます。なかでもフランス人アーティスト、フィリップ・ワイズベッカーは2020年のオリンピック公式ポスターの制作をはじめ、今年は神戸の竹中大工道具館で展覧会も開催されました。青幻舎から「フィリップ・ワイズベッカーの郷土玩具十二支めぐり」、美術出版社「絵本のつくりかた、フランスのアーティスト10名が語る創作のすべて」などを訳書、著作出版。そしてことし6月、トゥーヴァージンズから出版された「昭和の映画絵看板、看板絵師たちのアートワーク」の企画を担当。実家、千日前でおじいさんが創業した映画絵看板の制作工房「不二工芸」の貴重なアーカイブから国内外の名作300本以上の写真を厳選、懐かしいミナミの映画館を紹介、元看板絵師たちのインタビューも収録された話題本です。今夜は、本にも登場する元絵看板師のお一人伊藤晴康さんもスタジオにお越しいただきました。

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