今夜のお客様は女優、元OSK日本歌劇団娘役トップの若木志帆さんです。
若木さんは大阪府吹田市のご出身。小学校4年生頃から宝塚子供アテネに通いバレエなどを習い始め、この時に歌劇の世界を知り、華やかな舞台に立つことを夢見てお稽古に励み続けました。中学校卒業後、OSK日本歌劇学校に入学。2年間学校で学びOSK日本歌劇団に入団。1989年近鉄劇場「合相橋夢物語」で初舞台、早くから主要な娘役として抜擢され活躍されました。2003年、当時近鉄傘下であったOSK日本歌劇団が一旦解散となり、存続させる為の活動に参加。2004年「NewOSK日本歌劇団」として旗揚げ、多くの危機を乗り越え大阪道頓堀松竹座での「春のおどり」や、京都南座での公演が叶い、娘役トップとして数多くの舞台を経験。KBS京都制作のテレビドラマ「お寺の国のアリス」に外部出演するなど、外部でもその実力は評価されてきました。そして2007年に京都南座の公演「NewOSK レビューin京都」にて退団。退団後は歌劇だけでなく、小劇場でのお芝居やライブなど色んなジャンルに挑戦し、主に関西で舞台女優として活躍されています。今夜は現役時代から若木志帆さんファンだったというノイリン、たっての希望でのご出演です。

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今夜のお客様は道頓堀商店会事務局長、北辻稔さんです。
北辻さんは1951年、大阪府羽曳野市生まれ。九州芸術工科大学を卒業し、1978年、大阪市役所に奉職。広報、文化、まちづくりなどの事業に関わり「大阪咲かそキャンペーン」を担当、季刊誌「SOFT」や月刊誌「大阪人」の編集に携わるほか「大阪現代芸術祭」の文化事業などにかかわり2012年に大阪市を退職されました。2014年から大阪ミナミの道頓堀商店会事務局長に就任。同時に、文化ボランティアとして「すみ博(住吉博覧会)」、「すみ文(住吉文化事業実行委員会)」の委員として企画・運営に携わるほか、河内、葛城、大和などの古代史探検に夢中となり、昨年からブログを立ちあげ発信中。いま、道頓堀商店会副会長として日々顔をあわせているノイリンとは、大阪人編集長時代からのお知り合いだそうです。

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今夜のお客様はおとなの文化村でもお馴染みの演劇・映画ライター辻則彦さんです。
辻さんは1952年、大阪府摂津市生まれ。大阪府立春日丘高校を経て関西学院大学社会学部マスコミ専攻を卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。7年間「整理部」に所属した後、「文化部」に異動。新聞記者として主に演劇、映画、放送などのジャンルを取材。1990年に新聞社を退職してフリーランスのライターに転身。古巣の日刊スポーツをはじめ、デイリースポーツ、スポーツニッポン、報知新聞、毎日新聞などで映画、演劇、放送などのコラムを執筆。また、「ソワレ」「レプリーク」「演劇界」「宣伝会議」といった雑誌、松竹座、南座、新歌舞伎座、梅田コマ劇場などの公演プログラムなどに執筆。2004年には、1945年に宝塚歌劇団に特設された男子部の存在とその後を綴ったノンフィクションを出版。2007年、これを原案に舞台化された「宝塚BOYS」が初演され、2008年、2010年、2013年、2018年と東京のシアター・クリエ、兵庫県立芸術文化センター、サンケイホール・ブリーゼなどで再演を重ねています。このほか、第二次世界大戦のために、宝塚音楽学校を卒業しながらも宝塚歌劇団に入団できなかった人々を取材した「宝塚 幻のラインダンス~戦争で夢が消えた乙女たち」。宝塚が誕生した後に、全国に生まれて消えた少女歌劇団の足跡を追った「少女歌劇の光芒~ひとときの夢の跡」などを出版されています。放送専門誌や講演、「浜村淳の映画塾」などのイベントを企画し聞き手などをつとめている辻さん。「大人の文化村」には毎月最終週に出演してエンタメ情報を紹介していただいていますが、今夜は「なにわなピープル」として満を持してのご出演です。

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