おとなの文化村(668) 珈琲館白木屋 白木青子さん

今夜のお客様は大阪、萩之茶屋本通商店街「珈琲館白木屋」ママ、白木青子さんです。

白木さんは昭和32年5月、堺のお生まれ。帝塚山短期大学に入学、詩人で映画評論家の杉山平一先生のゼミに在籍、ほぼ演劇部の部室で過ごした楽しい2年間でした。卒業後は「日本旅行」に就職。3年間働きそのお金で英国旅行を楽しみ、帰国後は、和泉市の乗馬クラブで事務員をしながら乗馬を体験するという生活を続けていました。そしてこのころ縁があって、萩之茶屋で質屋と喫茶店を営むご主人と出会い結婚。子育てがひと段落ついたころから「喫茶店のママ」として義理のお母さんのあとを継いで活躍されています。「あいりん地区という名称も聞いたことがなく、新今宮は電車の乗り換えに使うくらいで駅から降りた事もなかった私が何故ここで喫茶店のママをしているのか…。自分でも不思議な感覚を持っていましたが、やっといまその意味が解ってきたように思っているところです」と語る白木さん。今夜は、白木さんが脚本を書いていま現地で撮影が続いている映画のお話をはじめ、西成のまちを語っていただきましょう。

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おとなの文化村(667) 心光寺副住職 山名丈徳さん

今夜のお客様は大阪下寺町の心光寺副住職、山名丈徳さんです。

丈徳さんは山名家の次男として1984年1月に生まれ、2002年、大阪芸術大学舞台芸術学科に入学。同時に大学在学中に芸能事務所「有限会社FMG」に所属し、2016年大阪芸術大学舞台芸術学科演技演習コースを卒業後、本格的に俳優活動を始めるために上京、CMや映画出演などはあったものの下積み時代を過ごし、さあこれからと考えていた時におじいさまが亡くなり、実家であるお寺をどうするかという問題が起こりました。そして、2013年に芸能事務所を退社して大阪に戻り、僧侶の資格をとり俳優から僧侶への道を歩むことになりました。寺離れの時代、いままでの伝統的なやり方だけでは400年近く続いてきたお寺を守っていくことは難しいと、新しい活動をはじめた丈徳さん。こころひかる寺「心光寺de寺活」として、カフェ、ヨガスタジオ、エステサロン、音楽ライブ、舞台上演など多様な寺活イベントを開催。お寺を様々なご縁の場所にしたいと、伝統と改革に試行錯誤しながらチャレンジし続けています。先週、国の登録有形文化財になっている山門修復の記念公演に心光寺さんを訪れたというノイリン、今夜は久しぶりに丈徳さんと語り合ってもらいましょう。

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おとなの文化村(666) 株式会社サクラクレパス 西村彦四郎さん

今夜のお客様は「株式会社サクラクレパス」代表取締役社長、西村彦四郎さんです。

クレパス、水彩絵の具、クーピーペンシル、水性顔料サインペン「ピグマ」などを手がける総合文具メーカー「サクラクレパス」は、ことし創業100周年を迎えます。現社長を務める西村彦四郎さんは1955年(昭和30年)兵庫県生まれ。幼稚園の時からお父様の転勤で東京で育ちました。1979年、成蹊大学法学部を卒業、1年間のアメリカ留学ののちサクラクレパスに入社。1996年営業企画本部長、1998年取締役営業企画本部長、2003年常務取締役、2010年専務取締役をへて2014年代表取締役社長に就任。「最高に驚いたのは、従兄にあたる現会長から社長になれと言われたとき」と語る西村さん。社長就任から8年、創業100周年を機に次の100年へ向けた戦略を「国内は教育市場向けを伸ばし、海外はアジアに力を入れる2本柱」と語ります。今夜は、子供から大人まで誰もが知っている新しくて懐かしいブランド、サクラクレパスのお話を西村社長にお伺いします。

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