おとなの文化村(931) 新世界国際劇場の看板を描く 八条祥治さん
今夜は第64回以来のご出演、八条工房代表、八条祥治さんです。
~いまは懐かしくなってしまった映画館の看板を描く 映画絵のアーチスト八条祥治さんです~と 前回ご紹介した八条さん。1956年大阪市のお生まれ。学校を卒業、後建築会社のサラリーマン生活をしていた八条さんですが1981年 映画看板絵師である父親の八条孝昌(たかまさ)さんが立ち上げた映画看板制作会社 『八条工房』 に弟子入りし 看板絵師の修業をはじめました。以来 主に道頓堀、千日前、梅田、和歌山など関西一円の映画館の劇場正面にある手描き映画看板をてがけてこられました。当初は順調に仕事が進んでいましたが 90年代初頭のバブル崩壊と時を同じくして 各地にシネコンが進出することとなり、老舗映画館が続々閉館となり仕事も激減。 当時最後の仕事先であった道頓堀の映画館が閉館した2007年に師匠であるお父さまが他界。親から受け継いだ手描き看板の技術を後世に残したいとの想いを大切に取り組まれ、2010年からは僅かに残った「新世界国際劇場」の手描き映画看板を制作されてきました。しかしながら今年3月末で 「新世界国際劇場」 が閉館。そのニュースはテレビや新聞でも報道されご存知の方も多いと思います。近年は、テレビCM背景画、企業ポスターやウエブ用の原画、筆文字、商品ラベル、映画看板風のお店や会社の看板、木製プレート、メニュー、レトロ看板、人物画など、映画絵看板の経験を活かし新たなジャンルに取り組まれています。今夜は、懐かしい映画絵看板とともに「最後の老舗映画館」となった新世界国際劇場の思い出などお話しいただきたいと思います。また、通天閣のそばに「大大阪時代」に「南陽演舞場」として建てられた「新世界国際劇場」は、老朽化もあり取り壊される予定ですが、懐かしい大阪のレトロ建築部のお話を、2012年、第212回の文化村に出演いただいた建築家、分田(わけだ)よしこさんにもスタジオ入りしてコメントをいただきたいと思います。それでは、まず八条祥治さん、17年ぶりのご登場です。








