Category: ゲスト紹介

おとなの文化村 (080回) メディアプロデューサー 澤田隆治さん

今夜は日本のテレビの世界の創世期の頃から活躍されている名プロデューサー 澤田隆治さんをお迎えしています。

澤田さんは 大阪・吹田のご出身で 1933年のお生まれですから今年77歳。1955年神戸大学卒業後、朝日放送に入社。当時朝日放送はラジオ専門局だったため、ラジオ番組の演芸プロデューサーとして「東西寄席風景」「漫才教室」「浪曲歌合戦」「上方寄席囃子」などのお笑い番組を主に担当されます。そして1958年には、後に朝日放送と合併する大阪テレビ放送へ1960年代に、『てなもんや三度笠』、『スチャラカ社員』などの、大阪発の公開コメディ番組で「あたり」をとる。週3本のレギュラー番組を演出して視聴率100%男の異名で知られる。1970年代には、『ただ今恋愛中』、『新婚さんいらっしゃい』などを企画・制作。トークショーの新しい潮流をつくりあげ、1973年(昭和48年)制作プロダクションへ出向。日本テレビで公開コメディ・バラエティの演出を手がけ、1975年(昭和50年)㈱東阪企画設立。『ズームイン!!朝』、『花王名人劇場』をスタートさせ、情報番組・バラエティ・ドラマなどの番組制作で知られるテレビ制作プロダクションに育てあげた。演出・制作をしてタイトルに名前が出たテレビ番組数は1万本を越える。漫才ブームの仕掛人、お笑い界のドンとしてスターにしたタレント多数。1992年(平成4年)まで、全日本テレビ番組製作者連盟理事長を3期に亘って務め、テレビ制作プロダクションの地位向上に力をそそぎ現在顧問、さらに1994年(平成6年)日本映像事業協同組合を設立。現在170社の制作プロダクションが加入している経済産業省参加の互助組合の理事長を務める。2006年(平成18年)から笑いと健康学会会長。
■平成11年大阪市文化功労賞受賞
■平成14年大阪府知事賞表彰
■著書に、『私説コメディアン史』(白水社刊)、 『上方芸能列伝』(文芸春秋刊)、
『笑いをつくる』(NHK出版刊)、 『決定版私説コメディアン史』(ちくま文庫刊) など多数

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おとなの文化村 (079回) 大阪市長 平松邦夫さん

2010年の年頭を飾るこのコーナー今夜は 一昨年の7月以来2回目の登場となります、大阪市長の平松邦夫さんです・・が、あれ・・今夜は市長がお越しじゃないんですかのいりん・・・?

そうなんです やっぱり市長サンやから お正月早々お忙しいとゆーことで 実は 去年年末に私が市役所に伺ってインタビューしてきたんで それをちょっと聞いてもらいましょう。

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おとなの文化村 (078回) ちんどん通信社 林幸治郎さん 風見花さん

今夜は「大人の文化村」今年最後を飾って、ちんどんのニギヤカな音色でおなじみの大阪が誇る日本最大のちんどんやさんグループのリーダー林幸治郎さんとお嬢さんの風見花さんをお招きしています。

それでは お二人のプロフィールをご紹介しましょう。まずリーダーの林幸治郎さんですが1956年福岡市生まれ、立命館大学経営学部在学中、音楽的興味からちんどん屋に惹かれ、卒業後、老舗ちんどん屋で3年間の修行 そしてビジネスとしての可能性を見い出し1984年『ちんどん通信社』を旗揚し、従来の活動の幅を広げ、業界に新風を巻き起こすことになります。富山全国ちんどんコンクールでは、最多優勝回数の11回、 海外公演22回の実績を持つ。現在メンバー25名を擁する、日本最大規模のちんどん集団の代表として全世界の街角・店頭で大活躍中の林さんです。また風見花さんは1990年大阪市生まれ。中学時代、ダンスに興味を持ち、踊ることに加え振付などにも非凡なな才能を示して、リーダー的な存在として活躍。そして現代ちんどん界の牽引力である、父林幸治郎の主宰する「ちんどん通信社」の活動にも興味を抱きはじめ、現在最年少のメンバー として参加  父親のDNAを余すことなく受け継ぎ、その若さに似あわぬ経験から生み出される 信じがたい技量には皆目を見張っている・・。

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