Posts tagged: 2023/01

おとなの文化村(756)  浪曲師 真山隼人さん 曲師 沢村さくらさん

今夜のお客様は浪曲師、真山隼人さん、そして曲師の沢村さくらさんにお越しいただきました。

真山隼人さんは1995年(平成7年)生まれ、三重県鈴鹿市の出身。2010年5月、二代目真山一郎に入門。2011年10月、一心寺門前浪曲寄席にて初舞台。2012年5月、国立文楽劇場「浪曲錬声会」初出演。2013年5月第12回三重県文化賞新人賞受賞。2014年8月、鈴鹿市の観光大使に就任。11月、NHK東西浪曲大会初出演。その後、2015年11月、真山誠太郎門下へ移籍。2016年真山一門で31年ぶりに三味線浪曲を復活させ、2018年「第73回文化庁芸術祭新人賞」を受賞。2020年、コロナ禍を打破する「お手製浪曲CD」を発売しヒット。2022年「咲くやこの花賞」を大衆芸能部門で受賞。台本の新旧を問わず現代性のある作品を、明るく楽しくカジュアルにをモットーとして手掛け、既存の浪曲のほか、台本の掘り起こしや自作浪曲にも力を入れ関西浪曲界のホープとして活躍中です。今夜は「浪曲師を生かすも殺すも曲師次第」といわれる、真山隼人さんの三味線をつとめるのが沢村さくらさん。2021年9月、自宅で原因不明の急性硬膜外出血で突然倒れた真山さん宅に駆け付け、まさに命の恩人でもある曲師、沢村さくらさんもご一緒にお越しいただいています。

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おとなの文化村(755)  株式会社コテンゴテン 峯田悦子さん

2023年第一回目のお客様は「株式会社コテンゴテン」 代表、山口県立劇場「ルネッサながと」アドバイザー、峯田悦子さんです。

峯田さんは東京都のご出身。大学卒業後、教員、企業等での勤務経験を経て、2005年1月「NPO法人人形浄瑠璃文楽座」事務局に入り、事務局長として15年間にわたり活躍されてきました。そして2019年4月、NPO法人人形浄瑠璃文楽座が残念ながら解散することになりました。それを機に、いままでの経験をベースに知らないことを知る楽しみや喜びを、たくさんの方々と共有できる活動をしたいと法人設立を決意。社名は、初代NPO法人人形浄瑠璃文楽座理事長で2021年に亡くなられた早稲田大学名誉教授、鳥越文蔵先生によって「株式会社コテンゴテン」と命名されました。文楽のみならず、能楽や歌舞伎など日本古来の伝統的な芸能や、文化などについても視野を広げていきたいと活動されています。映像・イベント制作会社に在籍中、古典芸能に関連する映像やイベント制作を担当。特に、山口県長門市でのイベント「近松祭in長門」で文楽に触れて以来、その高度な芸術性、奥深い物語の世界にはまったという峯田さん、現在「ルネッサながと」アドバイザーとしても活躍中です。新年第一回のゲストさんはぜひ峯田さんに!と、ノイリンたっての思いでお越しいただきました。

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2023/01月〜06月放送分

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