おとなの文化村(479) 浪速鳶伝統保存会 宍戸健二さん

今夜のお客様は「NPO法人、浪速鳶伝統保存会 代表理事、宍戸健二さんです。

宍戸さんは1970年、宮城県塩釜市のお生まれ、2年後、群馬県沼田市に移り、地元の商業高校を卒業後、神奈川県横浜市の会社に勤められました。その後、大阪で知人のもと「鳶職」として腕を磨かれます。2002年、独立、「宍戸組」を立ち上げ、2012年に法人化。現在、近畿各地で鳶工事を請け負い事業展開されています。その間、2007年に若手鳶の意識向上を目ざして「浪速鳶伝統保存会」を立ち上げ、社団法人「江戸消防記念会」鹿島前会長に師事、木遣り 纏振り はしご乗りを学ばれます。2012年にはアメリカヒューストンに招かれ公演するなど、各地の行事に参加し、精力的に活動を続けて来られました。そのような活動が評価され、ことし「第20回なにわ大賞」を受賞されました。今夜は保存会の印半纏(しるしばんてん)を羽織っての登場。スタジオでの梯子乗りは無理でしょうが、木遣りの一節はご披露いただき「浪速鳶の心意気」をたっぷりと語っていただきたいと思います。

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おとなの文化村(478) モデル工房和工 眞砂慎吾さん

今夜のお客様は「モデル工房和工」代表の眞砂慎吾さんです。

眞砂さんは1962年(昭和37年)、和歌山県新宮市のお生まれ。高野山高校から大分大学電気工学科に進み、卒業後 大阪の某電機メーカーに入社。コンピューター・ワープロの開発に従事されました。平成5年、退社し、大阪西成区にあった「日本一のレーシングボートを数多く世に出していたラジコン模型会社の名門「東京堂模型」に入社、ラジコンの船・飛行機の製造責任者として、下町のモノづくり職人として経験を積まれました。平成15年にデザイン会社を設立、「ウエブデザイン、写真グラフィック処理、模型試作」などに取り組み、地域の今昔写真集の編集に関わってこられました。そして平成26年、元東京堂模型の町工場があった西成区千本北に「モデル工房和工」を設立。ふとしたきっかけで平成22年から開発に着手していた「プラ甲冑」、FRP製の軽い甲冑の制作販売に取り組まれています。電機メーカーの技術者から下町の名門模型工場への転身、郷土写真集の編集、歴史文化・戦国史への理解、プラ甲冑の制作、いま暮らす西成区への地元愛・・・そんないちびりな活動が評価され、ことし第20回なにわ大賞「なにわの匠特別賞」を受賞されました。今夜は自ら「プラ甲冑」を身にまとって登場された眞砂工房長から、ものづくり、地域づくりの匠としての「いちびり精神」をしっかり伺いたいと思います。

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おとなの文化村(477) ペット用品専門通信販売 PEPPY 宮崎安弘さん

今夜のお客さまは大阪玉造に本社がある「新日本カレンダー株式会社」代表取締役社長・宮﨑安弘さんです。宮﨑さんは1957年豊中市のお生まれ。関西学院大法学部ではラグビー部に所属。卒業後1980年大日本印刷に入社。1985年にはお祖父様が創業・設立された「新日本カレンダー」に入社され、2001年、代表取締役社長に就任されます。また、1994年より「一人でも多くの人に、犬や猫と暮らす素晴らしさを伝えたい」という思いから、日本初の本格的なペット用品専門通信販売「ペピイ通信販売事業部」を開設。1996年には動物看護師育成のための学校「大阪ペピイ動物看護学院」を開校されます。そして来年、2018年春。ペット共生型有料老人ホーム「ペピイ・ハッピープレイTAMATSUKURI」を開設され、入居者様とペットがいつまでも楽しく、元気に、安心して暮らせる、新しいライフスタイルを提案されています。犬飼い、猫飼いだらけの文化村メンバーも、実はペット用品通販の会員!?今日は真の意味での「人とペットの共生」について、たっぷりと語って頂きましょう。

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