おとなの文化村(298回) 杉本文楽のプロデューサー 足立寛さん

今夜は今月の28日から30日まで3日間、大阪中之島のフェスティバルホールを舞台に開催されるニューヨークを拠点に活動されている現代美術アーチスト杉本博司さんが生み出した文楽のニューウエイブとでも言えそうな現代アートとのコラボレーション「杉本文楽」のプロデューサー小田原文化財団の足立寛(アダチユタカ)さんをお迎えしています。

今回の公演の演題は「杉本文楽 曾根崎心中 付り(ツケタリ)観音廻り(メグリ)」およそ310年前に初演された 近松門左衛門作の人形浄瑠璃の代表作ともいえる「曽根崎心中」を現代美術アーチスト杉本博司さんの視点で捉え直した。この作品は、2011年に横浜で初演されて以来、昨年9月から10月にかけてはマドリード、ローマそしてパリとヨーロッパを代表する三都市での公演も大成功。現在文楽劇場などで上演されている通常の「文楽」とは違い、数えきれないくらいの変更、工夫、創作を加えて上演されるこの「杉本文楽」今夜はその見どころ、聴きどころをプロデューサーの足立さんからじかに、しかもたっぷりと語っていただきます。

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おとなの文化村(297回) ごちそうプロデューサー 広里貴子さん

今夜はいま話題の高視聴率を誇る朝の連続テレビドラマ「ごちそうさん」の 画面に登場する様々な「料理」をプロデュースしている 番組の影の主役とでも言うべきその名も「ごちそうプロデューサー」の肩書を誇る広里貴子さんです。

広里さんは 大阪生まれの大阪育ち。大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、母校に日本料理技術講師として入社。そして毎日お料理を教える中で、運命の『浪速魚菜の会』にめぐり会い、なにわ野菜にはまった広里さん。地元大阪の「なにわ野菜」をもっと多くの人に広めたい!という想いが日増しにつのり、そこで一念発起 長年勤務した辻調理師専門学校を退職し、自らの会社『(有)貴重(キチョウ)』を設立し大阪や近畿各地の魅力をPRする活動に従事する毎日が始まります。そしていまでは、料理教室の講師や茶事・催事(法事やお喰い初め等)へのお料理の提供や、テレビドラマ、料理番組、書籍・ポスター・パンフレット等の料理製作や商品開発・販売提供など、料理にかかわることならなんでもこいの広里さんですそして何といっても話題となったのが現在放送中の朝の連続ドラマ小説『ごちそうさん』の大阪料理指導を務めたこと広里さんが指導して毎日画面に登場する美味しそうな料理の数々が高視聴率を下支えしていたのかもしれませんね。今夜はそんなお料理大好きの広里さんに「美味しいお話」をたっぷりと伺いたいと思います。

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おとなの文化村(296回) あべのハルカス近鉄百貨店本店 久保俊雄店長さん

今夜はいま、おおきく変貌をとげようとしている大阪南部の玄関口、阿部野~天王寺エリアのランドマークあべのハルカス近鉄百貨店本店の久保俊雄店長にお越しいただきました。

久保さんは昭和35年東住吉区生まれの53歳。ちいさなころから阿部野~天王エリアを遊び場に育った久保さんは大学も大阪市立大学、そして就職も近鉄百貨店と幼稚園から職場まですべて歩いて通える範囲以内という筋金入り、生粋の阿部野地元っこ、近鉄百貨店に入社以来31年、小売業一筋の久保さんですが高さ300m日本一の超高層複合ビル「あべのハルカス」の近鉄百貨店本店の店長として忙しい毎日。そして、いよいよ今週の金曜日7日にはグランドオープンを迎える準備に大忙しの中、駆けつけていただきました。今夜は、いま大きく変わろうとしている阿部野~天王寺の街についてたっぷりと語っていただきます。

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