音楽893 なぎら健壱

日本のフォークの歴史を彩るアーティスト特集!
4週目はなぎら健壱さんのURCアルバム『葛飾にバッタを見た』(1973年)から紹介します。

1.柴又慕情

2.悲惨な戦い

3.葛飾にバッタを見た

1952年、東京銀座(旧・木挽町)に生まれる。以来下町で育つ。
高石ともや、西岡たかし、高田渡らに影響を受け、フォークソングに傾倒し、1970年、岐阜の中津川で行われた全日本フォークジャンボリーでデビュー。1972年ファーストアルバム「万年床」をリリース。悲惨な戦い」を含むURC(1973年発表)のアルバムは、ニッティ・グリッティ・ダート・バンドに感化されて作られたもので、ラグタイムやカントリーといったアメリカン・ルーツ・ミュージックの熱心な研究家としても知られる彼ならではの音楽性が発揮された好盤。カントリー・ミュージックの軽快さの中に下町ならではの人情文化を溶け込ませることができるのは、世界広しと言えどもこの人だけだろう。1977年「嗚呼!花の応援団」で日本映画大賞助演男優賞受賞。2009年 第25回浅草芸能大賞奨励賞受賞。テレビの画面からは“変なおやじ”あるいは“おかしなタレント”と目されているが、音楽のステージでは人間味溢れる自らの作詞、作曲によるオリジナル曲に加え、心に残る忘れてはいけない唄を歌い続けているフォークシンガーである。また、歌の合間の落語を彷彿させるおしゃべりが、会場をあたたかく覆いつくす。歌手として東京・吉祥寺MANDA-LA2のライブ(基本的に毎月最終土曜日に開催)は既に35年以上も続けている。

これに関連する記事

WordPress Themes