おとなの文化村(471) メゾソプラノ歌手 田中友輝子さん 夕陽丘高校校長先生 恩知理加さん

なにわを語るなにわなピープル、今夜のお客さまは 来る8月15日、いずみホールで開催される「ヴィオーラコンサート」~大阪府立夕陽丘高校卒業生・教員による声楽ガラコンサートに出演されるメゾソプラノ歌手・田中友輝子さんと、校長先生の恩知理加さんです。

田中友輝子さんは昭和33年、大阪市南区河原町、現在の中央区難波千日前生まれ。地元の精華幼稚園、精華小学校、南中学校、清水谷高校を経て大阪音楽大学声楽科、大学院歌劇専攻を終了。昭和59年、関西歌劇団定期公演・朝比奈隆指揮の「ドン・カルロ」エポーリ姫役でオペラデビュー。その後数多くのオペラに出演され、平成9年なみはや国体夏季大会では「井村コーチのシンクロナイズドスイミング」をバックにアリアを独唱されるなど、海外、国内の数多くの舞台で活躍されています。第21回なにわ芸術祭新人奨励賞を受賞。現在、大阪府立夕陽丘高校音楽科非常勤講師、関西歌劇団正団員、堺シティオペラ理事などを務めておられます。恩知理加先生は、昭和38年大阪野田のお生まれ。大阪教育大学を卒業、大学院を修了され、昭和63年に大阪府立平野高校へ赴任。人間関係コースで音楽療法の観点から音楽教育の基礎、生徒指導、学内連携などに携さわってこられました。平成10年から、大阪府立夕陽丘高校音楽科の担任として活動、ウィーン音楽研修をスタートされました。平成13年からは教育センター兼務として、邦楽教育などさまざまな事業を推進してこられました。平成23年、教育センター専従となられた後、教育センター付属高校教頭として活動された後、平成27年に大阪府立夕陽丘高等学校校長として着任されました。大人の文化村のノイリン、のぐったん、任ちゃん、それによっさんと全員が夕陽丘高校の卒業生。今夜は同窓会さながらに「われら夕陽丘」の思い出をたどりながら、音楽教育を実践するいまを大いに語りあいたいと思います。

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おとなの文化村(470) 旅芝居専門誌「カンゲキ」 仲野弘子さん

今夜のお客さまは「アトム株式会社」代表取締役社長、仲野弘子さんです。

仲野さんは1962年、堺のお生まれ。初芝高校を卒業後「マツダの販売会社」に入社。1987年25才で、お父様が創業された「パッケージでサイン」会社を引き継がれます。翌1988年お父様が亡くなられ、「人間とし、企業家としての哲学・行動学を説く」『道学者』脇屋よしすけさんに師事し、経営を学ばれます。1995年、パッケージデザインを勉強しながら堺青年会議所活動に参加。2001年、ふれあい委員長として「子供たちと蕎麦づくり事業」に取り組まれました。2002年、アトム株式会社デザイン事務所を大阪市中央区に移転。脇屋さんが会長、仲野さんが社長という二人代表制をスタートされます。2003年、いまのアトム株式会社を有名にした部門である「大衆演劇」との出会いがありました。2008年と2012年に、「アトムプリント谷町店」、「アトムプリント工房」をつく、ポスターのデザイン、グッズの企画、プリントTシャツやスチール、動画の撮影事業に取り組まれます。そして、2015年、旅芝居専門誌「カンゲキ」を発刊。関西の大衆演劇に限定して取材していたものを、2017年からは全国の劇場、一座に広げる内容へとリニューアル。2017年にはアトムプリント内本町店をオープンして、自社デザイナーによるTシャツのブランディングに挑戦されています。今夜は大衆演劇グッズや雑誌「カンゲキ」をスタジオにお持ちいただき、お話を進めていきたいと思います。

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