おとなの文化村(472) あべの歌舞伎・晴の会 片岡千壽さん

今夜のお客様は 来る8月3日から6日まで開催される「あべの歌舞伎・第3回晴の会)に出演する片岡千壽さんです。

片岡千壽さんは兵庫県のご出身。平成11年3月、「松竹・上方歌舞伎塾第1期」を終了。大阪松竹座「仮名手本忠臣蔵」十一段目の村松三太夫役などで初舞台。その年12月、片岡秀太郎さんに入門し「初代、片岡千壽郎」を名乗ります。師匠 秀太郎さんの薫陶を受け、上方歌舞伎女方を修行。平成24年、南座公演「廓文章」の仲居およしで「片岡千壽」と改め、名題昇進。第18回「日本俳優協会賞奨励賞」を受賞。上方歌舞伎塾出身者を軸に毎年開催される「上方歌舞伎会」でも活躍。平成25年夏の「伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)」仲居万野役、「大當り伏見の富くじ」での奇妙な神官と犬の二役の演技で高い評価と注目を集められました。平成25年度「咲くやこの花賞」を受賞。「鳴神」の「黒雲坊」、「あらしのよるに」の「狼ばりい」などに抜擢され活躍。平成28年5月、市川染五郎さんの「師子王」ラスベガス公演にも参加されました。「晴の会」は、平成27年上方歌舞伎塾の一期生、片岡松十郎さん、片岡千次郎さんらと結成し、あべの歌舞伎として3回目の公演を来月開催。さあ、今年の公演の演目は、千壽さんの役どころは・・・見どころなど、たっぷりと語っていただきましょう。

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